2008-09-26(Fri): 牛山素行著『豪雨の災害情報学』(古今書院、2008年、3675円)

うれしいニュースが一つ。

・「「豪雨の災害情報学」刊行」(豪雨災害と防災情報を研究するdisaster-i.net別館、2008-09-22)
http://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c98e.html

災害情報学の研究者・牛山素行さんが新著を出すという。

・牛山素行著『豪雨の災害情報学』(古今書院、2008年、3675円)
http://www.kokon.co.jp/h3114.htm

目次は以下の通り。

  1. 豪雨災害と災害情報に関する基礎的概念
  2. 73年前にもあった豪雨−1999年6月29日広島豪雨災害
  3. 認知されない・使われないリアルタイム水文情報−2002年7月台風6号および前線による豪雨災害
  4. リアルタイム水文情報の具体的活用例を初確認−2003年7月梅雨前線豪雨による災害
  5. 情報による減災効果の限界−2004年10月20〜21日台風23号による豪雨災害
  6. 避難による人的被害はまぬがれたが−2005年台風14号による宮崎県日之影町での被害軽減事例
  7. 災害情報研究のこれから−まとめに代えて

牛山さんのブログやメールマガジンの読者には、著者割引(2割引)+送料無料の特典があるとのこと。豪雨災害が相次ぐ昨今である。ぜひ多くの方に読んでほしい。