新刊紹介

2010-11-03(Wed): 嬉しい知らせ−斉藤淳著『自民党長期政権の政治経済学−利益誘導政治の自己矛盾』

Twitterで懐かしいお名前を目にした。「斉藤淳さん」。・斉藤淳 (junsaito0529) on Twitter http://twitter.com/#!/junsaito0529ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) の創刊2年目に掲載した特集「データ・アーカイブ」に飯田修さんとの共著で「インターネット上で…

2010-09-01(Wed): 勉誠出版の「ネットワーク時代の図書館情報学」シリーズが熱い−『デジタル書物学事始め』、『情報管理と法−情報の利用と保護のバランス』

昨年から刊行が始まった勉誠出版の「ネットワーク時代の図書館情報学」シリーズから、非常に興味をそそる2冊が刊行されるようだ。・安形麻理著『デジタル書物学事始め』(勉誠出版、2010年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585054294/a…

2010-09-03(Fri): 『図書館・博物館・文書館の連携』、間もなく刊行

また勉誠出版の話題で恐縮だが、筆者に加わっている本が刊行されるので紹介。・水谷長志編『MLA連携の現状・課題・将来』(勉誠出版、2010年、3675円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585200024/arg-22/が刊行されたのに続き、・日本図書館情報…

2010-08-02(Mon): 中西秀彦著『我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』(印刷学会出版部、2010年、1680円)

編集者時代から一方的に存じ上げていたのだが、今年になってようやくご本人にお目にかかれた中西秀彦さんから新著をいただいた。・中西秀彦著『我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』(印刷学会出版部、2010年、1680円) http://www.amazon.co.jp/exec/obido…

2010-05-31(Mon): 大串夏身、高野洋平、高木万貴子、 鳴海雅人著『触発する図書館−空間が創造力を育てる』(青弓社、2010年、2100円)

・大串夏身、高野洋平、高木万貴子、 鳴海雅人著『触発する図書館−空間が創造力を育てる』(青弓社、2010年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200453/arg-22/ http://www.seikyusha.co.jp/books/ISBN978-4-7872-0045-7.htmlを頂戴し…

2010-04-17(Sat): 畏友の単著が相次いで刊行−内田麻理香著『科学との正しい付き合い方』、長神風二著『予定不調和』

何かと話題の出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンが創刊した「DIS+COVERサイエンスシリーズ」の最初のラインナップとして、畏友の単著が相次いで刊行された。・DIS+COVERサイエンスシリーズ http://www.d21.co.jp/contents/campaign/science/1冊は、内…

2010-04-15(Thu): 小林哲郎著『寛容な社会を支える情報通信技術』

旧知の小林哲郎さん(国立情報学研究所)からご著書をいただいた。・小林哲郎著『寛容な社会を支える情報通信技術』(多賀出版、2010年、4200円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4811575512/arg-22/ http://www.taga-shuppan.co.jp/books/books.…

2010-02-25(Thu): 松岡資明著『日本の公文書−開かれたアーカイブズが社会システムを支える』(ポット出版、2010年、1890円)

公文書管理法(公文書等の管理に関する法律)の施行が1年後の2011年4月に迫ったこの時期。・公文書等の管理に関する法律 http://law.e-gov.go.jp/announce/H21HO066.htmlタイムリーに、・松岡資明著『日本の公文書−開かれたアーカイブズが社会システムを支え…

2010-02-24(Wed): 池田謙一編『クチコミとネットワークの社会心理−消費と普及のサービスイノベーション研究』(東京大学出版会、2010年、3360円)

これまでも何度かご著書を紹介してきているが、・「『政治のリアリティと社会心理−平成小泉政治のダイナミックス』」(編集日誌、2007-02-18) http://d.hatena.ne.jp/arg/20070218/1171807928 ・「宮田加久子・池田謙一編『ネットが変える消費者行動−クチコ…

2010-02-22(Mon): 柳与志夫著『千代田図書館とは何か−新しい公共空間の形成』(ポット出版、2010年、2310円)

現在は国立国会図書館に戻っているが、千代田区立千代田図書館のリニューアルの立役者である柳与志夫さんの新著『千代田図書館とは何か−新しい公共空間の形成』を頂戴した。・柳与志夫著『千代田図書館とは何か−新しい公共空間の形成』(ポット出版、2010年…

2009-05-12(Tue): 小林弘人著『新世紀メディア論−新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ、2009年、1575円)

・小林弘人著『新世紀メディア論−新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ、2009年、1575円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862381294/arg-22/を読破。著者の小林さんはワイアード、サイゾー、ギズモードなど、オンライン/オフラインを問わず、出版…

2009-05-08(Fri): 後藤斉著『エスペラントを育てた人々−仙台での歴史から』(創栄出版、2008年、1000円)

・国内言語学関連研究機関WWWページリスト http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/kanren.html ・国内人文系研究機関WWWページリスト http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/zinbun.htmlで知られる後藤斉さんが、・『エスペラントを育てた人々−仙台での歴史か…

2009-04-30(Thu): 松村真宏・三浦麻子著『人文・社会科学のためのテキストマイニング』(誠信書房、2009年、2520円)

・「松村真宏さん、テキストマイニング用ソフトウェア「TTM: TinyTextMining」を公開(2007-09-14)」(新着・新発見リソース、2007-09-26) http://d.hatena.ne.jp/arg/20070926/1190736610 ・「松村真宏さん、テキストマイニング用ソフトウェア「TTM: Tiny…

2009-03-06(Fri): 『法律時報』1006(2009年3月号)(日本評論社、1600円)

少し前のことだが、・「「研究紀要」を正面から論じた研究はあるのか」(編集日誌、2008-10-26) http://d.hatena.ne.jp/arg/20081026/1225030597を書いた。 知り合いの方から質問され、自分でもはたと考え込んでしまったのだが、研究紀要そのもの、あるいは…

2009-03-02(Mon): 最近読んだ本

例によって最近読んだ本をいくつか紹介。 ・吉原真里著『ドット・コム・ラヴァーズ−ネットで出会うアメリカの女と男』(中公新書、2008年、819円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121019547/arg-22/実に痛快な作品。ありきたりな文学作品を読むよりは…

2009-02-10(Tue): 『ものがたり 東北大学の至宝』(東北大学出版会、2009年、1575円)

2007年の東北大学創立100周年を記念して、 2007-09-26(Wed)〜2007-11-18(Sun): 特別展「文豪・夏目漱石−そのこころとまなざし」 (於・東京都/江戸東京博物館) http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2007/0926/200709.html 2007-09-01(Sat)〜200…

2009-02-08(Sun): 最近読んだ本−ウェブ系を中心に

本当は個別に書評を書きたいのだが、なかなかそれだけの心の余裕がないので、まずは紹介だけでも……。 ・佐々木俊尚著『ケータイ小説家−憧れの作家10人が初めて語る“自分”』(小学館、2008年、1050円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093878161/arg-22…

2009-02-03(Tue): 『専門情報機関総覧2009』刊行

『専門情報機関総覧2009』(専門図書館協議会、2009年、33600円)が3年ぶりに刊行されている。到底、個人で買えるものではないが、幸い専門図書館協議会からご寄贈いただいたので、紹介しておきたい。・「『専門情報機関総覧2009』を刊行しました」(専門図…

2008-10-20(Mon): 加藤哲郎著『ワイマール期ベルリンの日本人−洋行知識人の反帝ネットワーク』(岩波書店、2008年、5250円)

もうずいぶん前のことになるが、・「デジタル・カレッジの夢と逆夢」(本誌第047号、1999-11-25) http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/047.htmlを寄稿してくださった加藤哲郎さんが非常に注目度の高い新刊を出した。加藤さんは1997年8月に個人サイトを…

2008-09-26(Fri): 牛山素行著『豪雨の災害情報学』(古今書院、2008年、3675円)

うれしいニュースが一つ。・「「豪雨の災害情報学」刊行」(豪雨災害と防災情報を研究するdisaster-i.net別館、2008-09-22) http://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c98e.html災害情報学の研究者・牛山素行さんが新著を出すという。・牛山…

2008-09-27(Sat): 二村一夫著『労働は神聖なり、結合は勢力なり−高野房太郎とその時代』(岩波書店、2008年、2940円)

引き続きうれしいニュース。・二村一夫著『労働は神聖なり、結合は勢力なり−高野房太郎とその時代』(岩波書店、2008年、2940円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000025937/arg-22/が刊行された。二村さんには、第1回ARGカフェのライトニングトークで…

2008-09-23(Tue): 『ず・ぼん(図書館とメディアの本))』14(ポット出版、2008年、2100円)

帰宅すると注文していた・『ず・ぼん(図書館とメディアの本))』14(ポット出版、2008年、2100円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4780801184/arg-22/が届いていたので一気に一読。特に気になる記事は、「特集/指定管理の現場」と「ゆうき図書館のイ…

2008-08-29(Fri): 「現代思想」2008年9月号の特集は「大学の困難」

もう久しく手にすることがないが、「現代思想」9月号の特集が「大学の困難」らしい。 ・「現代思想」2008年9月号(青土社、2008年、1300円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791711866/arg-22/ http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C2%E7%B3%D8%A4%C…

2008-08-26(Tue): 佐々木俊尚著『インフォコモンズ』を読む

・「佐々木俊尚著『インフォコモンズ』と宮田加久子ほか著『オンライン化する日常生活』(編集日誌、2008-07-14) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080720/1216545873で紹介した・佐々木俊尚著『インフォコモンズ』(講談社、2008年、1365円) http://www.amazo…

2008-08-27(Wed): 加納寛子編「現代のエスプリ」492(ネットジェネレーション−バーチャル空間で起こるリアルな問題)(至文堂、2008年、1450円)

新刊というにはもうだいぶ日が経ってしまったが、 ・加納寛子編「現代のエスプリ」492(ネットジェネレーション−バーチャル空間で起こるリアルな問題)(至文堂、2008年、1450円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4784354921/arg-22/ http://www.shibun…

2008-08-19(Tue): 月刊「言語」2008年9月号の特集は「図書館新時代−知のインフラの活用法と可能性を探る」

すでに影浦峡さんがブログで・「『言語』9月号「図書館新時代」特集」(かげうらきょうのブログ、2008-08-12) http://kyokageura.seesaa.net/article/104626797.htmlと紹介しているが、・「「月刊言語」2008年8月号は「言語処理研究の新展開−計算機と言語学…

2008-08-06(Wed): 「月刊ソトコト」2008年9月号と「BRUTUS」2008年8月1日号

電車の中吊り広告でみかけただけでまだ目を通していないが、・「月刊ソトコト」2008年9月号(800円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001D16GGW/arg-22/ http://www.sotokoto.net/sotokoto/index.php/2008-04-02-04-04-17の特集「環境スクールで学びた…

2008-08-04(Mon): 最近読んだ本−『インターネットはいかに知の秩序を変えるか?』『グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?』『ウィキペディア革命』、そして『ソフトウェア開発者採用ガイド』

最近読んだ本。 ・デビッド・ワインバーガー著『インターネットはいかに知の秩序を変えるか?−デジタルの無秩序がもつ力』(エナジクス、2008年、2520円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4990334531/arg-22/原題はEverything Is Miscellaneous: The Po…

2008-07-27(Sun): 鈴木忠・森山和道著『クマムシを飼うには−博物学から始めるクマムシ研究』(地人書館、2008年、1470円)

本当にうれしい一冊が出た。・鈴木忠、森山和道著『クマムシを飼うには−博物学から始めるクマムシ研究』(地人書館、2008年、1470円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4805208031/arg-22/この本の来歴については、・森山和道さんの日記(2008-07-23) h…

2008-07-14(Mon): 佐々木俊尚著『インフォコモンズ』と宮田加久子ほか著『オンライン化する日常生活』

ARGカフェの話題を続けたい気持ちもあるのだが、まず先に重要な新刊の紹介をしておきたい。 ・佐々木俊尚著『インフォコモンズ』(講談社、2008年、1365円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062820927/arg-22/先日の日本社会心理学会シンポジウムでご…