2009-04-07(Tue): 新着・新発見未満のサイト群

紹介する時機を逸してしまったり、公開年月の検討がつかず、置き去りになっていたサイトをまとめて紹介しておこう。

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サンパウロ人文科学研究所
http://www.cenb.org.br/cenb/

ブラジルにおける日本人移民史、日系人や日系社会に関する調査研究を行う公益団体。伝記風の読み物「ブラジル物故先駆者列伝」や白黒写真集「移民の風景」がある。


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・「小松左京全集 完全版」プロジェクト
http://www.jiu.ac.jp/sakyo/

城西国際大学出版会による企画。詳細は不明だが、

・BookPark - オンデマンド版・小松左京全集
http://www.bookpark.ne.jp/sakyo/

の不足を補うものということだろうか。

小松左京ホームページ
http://www.nacos.com/komatsu/
・株式会社イオ・小松左京事務所
http://www.iocorp.co.jp/


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立正大学情報メディアセンター(図書館) - 田中啓爾文庫
http://www.ris.ac.jp/library/book/

日本における地理学研究の先駆者の一人である故・田中啓爾(1885年〜1975年)の旧蔵書。絵図等の貴重資料約140点が電子化されている。


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三宅雪嶺記念資料館
http://www.rku.ac.jp/seturei/

明治・大正・昭和にかけて活躍した三宅雪嶺1860年〜1945年)の記念館。流通経済大学に設置されている。流通経済大学に資料館があるのは、三宅雪嶺の孫にあたる地理学者の三宅立雄さんが同大学に長く勤めたという縁によるとのこと。この由来から派生的に考えたのだが、終生在野で通した人々の資料というのは散逸しやすいのではないか。当然と言えば当然のことかもしれないが、たとえば同時代の人物である哲学者の井上円了の場合、創立した東洋大学に、

井上円了記念学術センター
http://www.toyo.ac.jp/enryo/

が置かれているのとは好対照。


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・高度言語情報融合フォーラム
http://www.alagin.jp/

主にウェブにおける「言語の壁」「情報の量の壁」「情報の質の壁」を克服しようとする産官学の連携。情報通信研究機構NICT)がバックアップしている。


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情報処理学会 情報セキュリティ心理学とトラスト(SPT)研究グループWEB
http://lab.iisec.ac.jp/~uchida_lab/spt/

  1. セキュリティ(ヒューマンファクタ関連する部分)
  2. ヒューマンインタフェース(セキュリティ技術との関連する部分)
  3. CSCW、協調支援(セキュリティ技術との関連する部分)
  4. トラスト(セキュリティやネットワークに関連する部分)

が研究対象。情報の信頼性と信憑性を考える機会が多い自分としては非常に気になる。


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・科学技術の智プロジェクト(Science Literacy for all Japanese)
http://www.science-for-all.jp/

2009-01-17(Sat):
第9回 生命科学と社会のコミュニケーション研究会「科学コミュニケーションを捉え直す−生命科学とマス・メディア」
(於・京都府京都大学北部構内)
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/labs/biosoc/04information/info_08.html#023

の際に教わったもの。存在を知らなかった不明を恥じつつ、サイエンスコミュニケーションの情報伝播力についても考えさせられた。


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静岡県立大学図書館 - 岡村文庫資料
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/library/okamura_bunko/

『南ヴェトナム戦争従軍記』(1965年)で有名な報道写真家の故・岡村昭彦さん(1929年〜1985年)の旧蔵書約1万6000冊を収めているという。岡村さんは晩年静岡に住まい、ホスピスやバイオエシックスの問題に取り組んだという。その縁で静岡県立大学に文庫が置かれたのだろう。『南ヴェトナム戦争従軍記』といえば、報道写真家にあこがれていた高校生の頃に読んだ記憶がある。岡村さんといえば報道写真家の印象が強かっただけに、後年の活動内容はやや意外だった。

・AKIHIKOの会
http://akihiko.kazekusa.jp/


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・長野県デジタルアーカイブ推進事業
http://www.pref.nagano.jp/kikaku/josei/da/
・信州デジくら
http://www.digikura.jp/

長野県が進める地域でのデジタルアーカイブ事業。