2010-02-23(Tue): 「gooラボ ネットの未来プロジェクト」NTT R&Dフォーラム2010ブロガーツアーに参加

昼から東京は武蔵野のNTT武蔵野研究開発センタへ。NTT R&Dフォーラム2010に際して開かれる「gooラボ ネットの未来プロジェクト」NTT R&Dフォーラム2010ブロガーツアーに参加した。

・NTT R&Dフォーラム2010
http://event.ecl.ntt.co.jp/forum2010/info/
・「gooラボ ネットの未来プロジェクト」NTT R&Dフォーラム2010ブロガーツアー
http://agilemedia.jp/goolabmirai/review_82_0.html
・「昨年に続き、「NTT R&Dフォーラム 2010」ブロガーツアーを行います!」(gooラボ スタッフブログ、2010-02-10)
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/e/a0f6499113faa781fcd1a5845638120a
・「「gooラボ ネットの未来プロジェクト」 NTT R&Dフォーラムブロガーツアー2010にご参加いただき、ありがとうございました」(AMNイベントレポート、2010-02-25)
http://agilemedia.jp/blog/2010/02/goo_ntt_rd2010.html

冒頭でgooの藤代裕之さんから趣旨をご説明いただき、gooとNTTのR&D部門の関わり等を概説いただいた。次いで、平野徹さん(NTTサイバーコミュニケーション総合研究所)から、つい先日公開されたばかりの

gooラボ - ひとつなぎ
http://hitotsu.labs.goo.ne.jp/
・「「ひとつなぎ」開始」(gooラボ スタッフブログ、2010-02-22)
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/e/53887e27b6000b8826a5863e6b8f4ddb

について、上野和風さん(NTT情報流通プラットフォーム研究所)から、

・ドコレキ
https://docoreki.jp/

を題材にパソコンからモバイルへという導線の今後について、それぞれお話いただく。やはり、研究者自身が自らの研究を語るのはいい。研究内容そのものについてしっかりとお話を聞ける上、なぜいまの研究に取り組んでいるのか、しっかりと伝わってくる。自分のような仕事をしている者としては、こういう機会に出会うともっともっと研究と研究者を支援するには、まだ何ができるか、何をすべきか、大いに考えさせられる。

その後は自由行動となり、様々な分野の研究成果を発表しているブースをうかがってまわる。基本的に、ふだんあまりなじみがない研究内容、特にデバイス面を中心に見て回ったのだが、やはりハードウェア、もっと言えば人間の物理的な行動を活用・支援しようとする研究は実に面白い。


そう言えば、図書館システムにおける貸出履歴の活用問題で、とかく情報管理の話が反対論の根拠として使われてしまうが、反証となりうる技術についてお話をうかがうことができたのも収穫だった。

最近、インプットが足りていないと思っていたので、非常に充実したツアーとなった。今後の活動にうまくつなげていかなくては。NTTグループの方々、ツアーをアレンジしてくださったアジャイル・メディア・ネットワークの方々に心から感謝している。

そう言えば、このようなブロガーツアーと同じような取り組みを、公共・大学・専門の図書館・情報機関や国立の研究機関でもできないものだろうか。プレスリリースを乱発するよりはるかに効果もあると思う。ご関心をお持ちの関係者の方々、ぜひご連絡を。