国立民族学博物館、アクセサリー・身装文化ディジタルアーカイブを公開

国立民族学博物館が、アクセサリー・身装文化ディジタルアーカイブを公開した(2005-10-07)。これは、同館の久保研究室(1995年度までは大丸研究室)と大阪樟蔭女子大学高橋研究室が共同で作成したもので、データ分析と構造設計は、高橋晴子さん(大阪樟蔭女子大学)、久保正敏(国立民族学博物館)、中川隆さん(国立民族学博物館)、大丸弘さん(国立民族学博物館)、八村広三郎さん(立命館大学)、猿田佳那子さん(同志社女子大学)、田中昌美さん(愛知新城大谷短期大学)で構成するMCDプロジェクトが担当している。同プロジェクトは、以前から公開され、国立民族学博物館の主要コンテンツになっている服装・身装文化(コスチューム)データベースのデータ分析と構造設計も担当している。このデジタルアーカイブは、同館が有するアクセサリー標本資料の詳細分析情報1,761件、画像情報2,308件(6,764枚)、その他の関連情報を収録しており、検索すると、さまざまな地域と時代のアクセサリーの基本情報と画像を閲覧できる。収録されているデータの内容は申し分ないが、検索キーワードの入力画面や検索結果の表示画面は、まだ使いやすいとはいいがたい。インターフェース面での改善を期待したい。

・アクセサリー・身装文化ディジタルアーカイブ
http://www.minpaku.ac.jp/database/accessory.html
・服装・身装文化(コスチューム)データベース
http://www.minpaku.ac.jp/database/
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、吉川「シュメール語辞書データベース」を公開

国立民族学博物館が、吉川「シュメール語辞書データベース」を公開した(公開日不明)。これは、吉川守さん(広島大学元教員)が作成したシュメール語の読み方のデータベース。元データは、吉川守さんが約40年かけてまとめたものという。

・吉川「シュメール語辞書データベース」
http://www.minpaku.ac.jp/sumer/index.jsp?INDEX=./index.jsp&BACK=../database.html
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、韓国生活財データベースを公開

国立民族学博物館が、韓国生活財データベースを公開した(公開日不明)。これは、韓国の一般家庭の生活をそのまま再現したことで話題を呼んだ特別展「2002年ソウルスタイル」で公開された生活財を再度まとめたデータベースで、7827件、資料数にして10008点が公開されているという。委託業者を含め、制作関係者が明記されている点もよい。なお、データベースは現在も構築中で、今回の公開は最終的なものではなく、完成までのプロセスを公開するものという。

・韓国生活財データベース
http://www.minpaku.ac.jp/seoul_seikatsu/index.jsp?HEADER=false
・制作者
http://www.minpaku.ac.jp/seoul_seikatsu/seisaku.html
・特別展「2002年ソウルスタイル」
http://www.minpaku.ac.jp/special/200203/
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を公開

国立民族学博物館が「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を公開した(公開日不明)。このデータベースは、中西印刷株式会社の前社長・中西亮さんが収集した世界各地の文字資料をまとめたもので、地図と文字の種類から、パピルスや書籍などをみることができる。地図と文字の種類から、利用者がみたい文字資料を絞り込んでいくインターフェースは適切。ただし、画面右下にある「終了」というアイコンをクリックすると、国立民族学博物館のデータベース一覧に移動してしまうのはよくない。これではブックマークや検索結果を通して、「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を訪れた利用者が驚いてしまう。なお、「制作者の紹介」の欄に、監修、資料分析、データ作成、協力の4点で、このデータベースの作成に寄与した人々の名前が明記してあるのはよい。このようなクレジット表示は、よいいっそう普及してほしいことの一つだ。

・中西コレクションデータベース−世界の文字資料−
http://nakanishi.minpaku.ac.jp/index.jsp?BACK=http://www.minpaku.ac.jp/database.html
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、標本資料目録データベースをリニューアル公開

国立民族学博物館が標本資料目録データベースをリニューアル公開した(2005-03-??、公開日不明)。同博物館が所蔵する生業、生活、儀礼、製作技術に関する用具などの標本資料を検索できる。2005年3月時点で収録しているデータ件数は、約237,400点。せっかくのデータベースだが、インターフェースにはもっと工夫がほしい。たとえば、画面の幅が広すぎ、表示しきれないことがある。

・標本資料目録データベース
http://www.minpaku.ac.jp/dbmenu-jsp/spcj.jsp?BACK=../../database.html
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、サイトをリニューアル

国立民族学博物館みんぱく)のサイトがリニューアルした(2004-12)。トップページに、国立民族学博物館みんぱく)を一言で言い表す言葉がほしい。たとえば、「みんぱくについて」にある、「国立民族学博物館みんぱく)は、大学共同利用機関のひとつであり、博物館をもった研究所です」を置いてはどうだろうか。

国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/
・過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.minpaku.ac.jp/

国立民族学博物館、特別展示「アラビアンナイト大博覧会」を公開

国立民族学博物館が2004-09-09(Thu)〜2004-12-07(Tue)に開催される特別展示「アラビアンナイト大博覧会」のサイトを公開している。催しの紹介が主だが、アラビアンナイトおすすめ翻訳本リスト(日本語)がある。

・特別展示「アラビアンナイト大博覧会」
http://www.minpaku.ac.jp/special/opensesami/