アジア経済研究所図書館、フォトアーカイブスに特集「1990年代のインド社会と子どもたち」を追加(2008-11-07)

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アジア経済研究所図書館がフォトアーカイブスに特集「1990年代のインド社会と子どもたち」を追加した(2008-11-07)。

・特集「1990年代のインド社会と子どもたち」
http://d-arch.ide.go.jp/photo_archive/India/children/
・フォトアーカイブ
http://d-arch.ide.go.jp/photo_archive/
・アジア経済研究所図書館
http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/
・アジア経済研究所
http://www.ide.go.jp/Japanese/

この特集は記録写真とそのキャプション、そして解説で構成されている。

  • 教育機会の偏在
  • 女児労働に依存する地場産業
  • 伝統工芸品を作る砂漠の子どもたち
  • ホテルの厨房に働く皿洗い
  • スラムのなかの学校と労働

の5分野に分けて掲載された写真は200点以上。すべてアジア経済研究所の元理事で明治学院大学名誉教授の田部昇さんが1995年から1998年にかけて行った現地調査に際して撮影したものだ。

なお、この特集と並行して、

2008-11-04(Tue)〜2008-12-25(Thu):
2008年度第1回アジ研図書館写真・資料展&講演会『1990年代のインド社会と子どもたち』
(於・千葉県/アジア経済研究所図書館)

が開催されている。

・「アジア経済研究所図書館、フォトアーカイブスに「1960年のインド:変化の予兆を写す」を追加(2007-08-10)」(新着・新発見リソース、2007-08-13
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070813/1186932268
・「アジア経済研究所図書館、「フォトアーカイブス 1960年代の開発途上国」を公開(2007-07-05)」(新着・新発見リソース、2007-07-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070716/1184519614

科学技術振興機構(JST)、Science Portal China(サイエンスポータルチャイナ)を公開(2008-11-14)

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科学技術振興機構JST)がScience Portal China(サイエンスポータルチャイナ)を公開した(2008-11-14)。

・Science Portal China(サイエンスポータルチャイナ)
http://www.spc.jst.go.jp/
・「中国の科学技術の今を伝える「サイエンスポータルチャイナ」を公開」(科学技術振興機構JST)、2008-11-14)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20081114/index.html
科学技術振興機構JST
http://www.jst.go.jp/

Science Portal China(サイエンスポータルチャイナ)では、主に科学技術分野について中国の現地情報や統計データ等を提供している。なお、Science Portal China(サイエンスポータルチャイナ)の公開に伴い、中国総合研究センターのサイトが閉鎖されている。

さて、例によってだが、トップページの上部にある英語版サイトに移動するリンクのアイコンが残念なことになっている。ユニオンジャックのアイコンがついているが、すでに

・「英語版のアイコンに一喜一憂−九州大学附属図書館の対応と、残念な例のさらなる発見」(編集日誌、2008-10-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081030/1225303688
・「ささいだけど大切なこと−英語版のアイコンをめぐって」(編集日誌、2007-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070909/1189347649
・「日本分子生物学会サイトの英語版アイコンはユニオンジャック」(編集日誌、2008-09-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080914/1221377532

で批判しているように、言語と国家は必ずしも同一の次元でとらえられるものではない。科学技術振興機構JST)にはもう少し見識を持ってほしい。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)、JAMSTECデータ検索ポータルを公開(2008-11-17)

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海洋研究開発機構JAMSTEC)がJAMSTECデータ検索ポータルを公開した(2008-11-17)。

JAMSTECデータ検索ポータル
http://www.jamstec.go.jp/dataportal/
・「地図からデータを検索できます−「JAMSTECデータ検索ポータル」公開のお知らせ」(海洋研究開発機構JAMSTEC)、2008-11-17)
http://www.jamstec.go.jp/j/database/notification_20081117.html
海洋研究開発機構JAMSTEC
http://www.jamstec.go.jp/j/

公開されているデータは、

  1. Automatic Weather Station - 陸上の自動気象観測点
  2. Bottle Sampling - 化学分析のためのボトル採水地点
  3. Cruise Track - 5船舶の航跡データ
  4. CTD - 「みらい」によるCTD観測点
  5. Dive Point - 潜水船の潜航地点
  6. Gravity Line - 重力計測の測線
  7. Holes drilled by CHIKYU - 「ちきゅう」の掘削点
  8. Magnetics Line - 地磁気計測の測線
  9. Ocean Meteorology Line - 海上気象観測の測線
  10. Rock Sample - 岩石サンプルの採取地点
  11. Sediment Core - 堆積物コアの採取地点
  12. Underway TCO2 - 表層海水全炭酸連続測定の測線
  13. Underway pCO2 - 大気海水CO2連続測定の測線
  14. Underway Thermo Salino Graph - 表層海水連続分析の測線
  15. XBT - XBT観測の測点
  16. XCTD - XCTD観測の測点

の16種類。地図を操作することで、必要なデータを探し出せる。なお、実際のデータの大部分は、先日公開された

JAMSTEC観測航海データサイト
http://www.jamstec.go.jp/cruisedata/j/
・「海洋研究開発機構JAMSTEC)、各種データサイトをJAMSTEC観測航海データサイトに統合(2008-10-15)」(新着・新発見リソース、2008-11-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081116/1226807478

から取得することになる。