科学技術振興機構(JST)、2006(平成18)年度電子アーカイブ対象誌の選定結果を発表(2006-07-27)

科学技術振興機構JST)が2006(平成18)年度電子アーカイブ対象誌の選定結果を発表した(2006-07-27)。これは学術雑誌のすべてのバックナンバーを電子化して公開するJournal@rchiveの収録誌を決定するもので、2006年度は和文誌22誌、英文誌18誌、和欧混載誌25誌の合計65誌が選ばれている。ちなみにこの65誌のなかには、Journal@rchiveに収録されている学術雑誌の最古創刊記録(1880年)を更新する1877年創刊の学術雑誌が含まれているという。今回選定された学術雑誌は2006年度中、もしくは2007年度中にJournal@rchiveに収録され、公開される。
なお、2005-09-18 (Sun)の編集日誌「科学技術振興機構、平成17年度電子アーカイブ対象誌を選定」で指摘している(1)電子アーカイブ対象誌選定委員会の名簿の公開、(2)電子アーカイブ対象誌選定委員の議事録の公開は必ず実現してほしい。巨額の税金を用いて行う事業である。どの雑誌がどのような経緯と判断で電子化されることになったのか、科学技術振興機構JST)には情報を公開する義務があるはずだ。

・「平成18年度電子アーカイブ対象誌の選定結果について」(科学技術振興機構報第316号、2006-07-27
http://www.jst.go.jp/pr/info/info316/
・平成18年度電子アーカイブ対象誌一覧
http://www.jst.go.jp/pr/info/info316/shiryou.html
・Journal@rchive
http://www.journalarchive.jst.go.jp/
科学技術振興機構JST
http://www.jst.go.jp/
・「「Journal@rchive」に新たに収録される雑誌が選定される」(カレントアウェアネス-R、2006-07-27
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=1959
科学技術振興機構JST)、Journal@rciveを公開
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060402/1143942861
2005-09-18 (Sun)の編集日誌「科学技術振興機構、平成17年度電子アーカイブ対象誌を選定」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050918/1134798510