2009-09-13(Sun): 日本社会情報学会(JSIS & JASI)合同研究大会でコメンテーターを務め、新潟市立中央図書館を突撃見学し、サイエンスカフェにいがたで登壇

昨日から参加している

2009-09-12(Sat)〜2009-09-13(Sun):
2009年日本社会情報学会(JSIS & JASI)合同研究大会
(於・新潟県新潟大学
http://www.human.niigata-u.ac.jp/~2009jsis-jasi/

は、自分にとっては今日が本番。若手研究者支援・実践型ワークショップ第三弾「蓄積・再編・駆使する/される情報 - アーカイブ集合知、クラウ ド・コンピューティング」でコメンテーターを務めた。

まず、発表者と発表題目は以下の通り。

  • 石内鉄平(茨城大学)「パークマネジメントにおける群衆知を用いた情報共有システムの開発」
  • 増本貴士(関西大学)「アーカイブスル化される放送番組の著作権マネジメント−NHKアーカイブスを参考にして」
  • 松本早野香(明治大学)「コンテンツの蓄積と活用のための地域サイト−ユーザーによる情報の活用に立脚したWebサイトの設計」

コメンテーターは、自分以外に遠藤薫さん(学習院大学)と河井孝仁さん(東海大学)。かねてから一緒に仕事をしてみたかった方々であり、その意味でも今回は貴重な経験ができた。

遠藤薫さん
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/law/teachers/pol/endo/
・tacoh のプロフィール+α(河井孝仁さん)
http://homepage3.nifty.com/tacoh/
・tacoh's random diary annex
http://blog12.fc2.com/tacoh/

インターネットと“世論”形成―間メディア的言説の連鎖と抗争 間メディア社会と“世論”形成―TV・ネット・劇場社会 ネットメディアと“コミュニティ”形成 聖なる消費とグローバリゼーション(社会変動をどうとらえるか 1) ハイブリッド・コミュニティ―情報と社会と関係をケータイする時代に 地域メディアが地域を変える

遠藤薫編著『インターネットと〈世論〉形成−間メディア的言説の連鎖と抗争』(東京電機大学出版局、2004年、3675円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4501620501/arg-22/
遠藤薫編著『間メディア社会と〈世論〉形成−TV・ネット・劇場社会』(東京電機大学出版局、2007年、3045円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4501622008/arg-22/
遠藤薫編著『ネットメディアと〈コミュニティ〉形成』(東京電機大学出版局、2008年、3360円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4501622709/arg-22/
遠藤薫著『聖なる消費とグローバリゼーション−社会変動をどうとらえるか(1)』(勁草書房、2009年、2940円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4326653434/arg-22/
・遊橋裕泰・河井孝仁著『ハイブリッド・コミュニティ−情報と社会と関係をケータイする時代に』(日本経済評論社、2007年、1890円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4818819263/arg-22/
・河井孝仁、遊橋裕泰編著『地域メディアが地域を変える』(日本経済評論社、2009年、2310円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4818820482/arg-22/

しかし、先日参加した

2009-09-04(Fri)〜2009-09-06(Sun):
2009年度STS Network Japan 夏の学校「科学技術コミュニケーション再考」
(於・石川県/石川県青少年総合研修センター)
http://blog.stsnj.org/

といい、自分は若手にお招きいただく立場、要するに若手区分からはずれつつあることを実感する。自分は大勢の方々にお世話になり、そこで育てられてきた。その恩返しとして、そして昨日の泉田さんの話を踏まえれば、自分自身を鍛錬し続けていくために、このような場には積極的に参加していきたい。

以下はメモ。発表者のうち、おそらく最も関心のありかが近いと感じ、大いに刺激を受けた松本早野香さんのご研究に関連するサイト。

春日井市コミュニティ推進連絡協議会
http://www.city.kasugai.lg.jp/sankaku/shiminkyoudou/8595/
・e-市民ひろば
http://www.ecsquare.org/
市川市稲荷木小学校周辺地区 子ども安全ホームページ
http://toukagi.jp/

ともあれ、今回も大勢の方々にお世話になった。感謝したい。

さて、ワークショップ終了後は、新潟大学を出て、市内中心部に戻る。次は、

2009-09-13(Sun):
サイエンスカフェにいがた第28回カフェ「自分メディアの時代、再び。−一人の市民でもできること with ソーシャル系サービス」(岡本真)
(於・新潟県ジュンク堂書店 新潟店)
http://www.ecosci.jp/n-cafe/yokoku28.html

だ。とはいえ、1時間ほど余裕があったので、新潟市立中央図書館(ほんぽーと)を見学。

新潟市立中央図書館(ほんぽーと)
http://www.niigatacitylib.jp/

昨日見学した新潟県立図書館と異なり、こちらは意識していたわけではないのだが、観光案内所でもらった「田園交響都市にいがた観光ガイドブック」と観光マップに掲載されていたので、行ってみようと思った次第。


新潟県立図書館は元々訪問するつもりだったが、新潟市立中央図書館については、それほど訪問を強く意識していたわけではない。そう思うと、潜在的には関心が他の観光客より強い人間の事例とはいえ、観光ガイドや観光マップに図書館が掲載されている効果を自ら示していると言えそうだ。

と言いつつ、全部書いていると、今日の日誌が長くなりそうなので、新潟市立中央図書館訪問記は後日に。と言って、お蔵入りになっている図書館訪問記が多数あることは自覚しているのだが……。

さて、新潟市立中央図書館(ほんぽーと)を堪能した後は、ジュンク堂書店の新潟店へ。「自分メディアの時代、再び。−一人の市民でもできること with ソーシャル系サービス」と題して話をさせていただいた。参加者はスタッフも含めて20名といったところか。

・「自分メディアの時代、再び。−一人の市民でもできること with ソーシャル系サービス」
http://www.slideshare.net/arg_editor/sciencecafe-niigata20090913

サイエンスカフェは2度目。こちらもYahoo! JAPAN在職時代の話になるが、3年ほど前に、東京大学コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム第1回メディアコンテンツサイエンスカフェという場で「Yahoo!知恵袋を題材に」というタイトルで話をさせていただいたことがある。

東京大学コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム第1回メディアコンテンツサイエンスカフェ
http://content.iii.u-tokyo.ac.jp/event/h18_detail_061021.html

まずまず好評だったようでなにより。本間善夫さん(県立新潟女子短期大学)はじめ、運営スタッフの方々、そしてジュンク堂新潟店の皆さまに感謝。

・生活環境化学の部屋(本間善夫さん)
http://www.ecosci.jp/

カフェの場で紹介したブックリストは、当日の反響も含め、早々に紹介したい。