科学技術振興機構(JST)、J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)のAPI提供の方針を明示(2009-11-02)

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科学技術振興機構JST)がJ-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)のAPI提供の方針を明示した(2009-11-02)。

・「科学技術総合リンクセンター(J-GLOBAL)と各機関・サービスとの連携について」(開始のお知らせ)(科学技術振興機構JST)、2009-11-02)
http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=announce%2f091102.php
・J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)
http://jglobal.jst.go.jp/
科学技術振興機構JST
http://www.jst.go.jp/

いささか長くなるが、お知らせの内容を一部引こう。

より多くのご利用者さまの利便性向上とJ-GLOBALの付加価値向上を目的に、WEBAPIを中心とした各機関(民間企業を含む)・サービスとの連携交渉を開始することといたしました。
連携を行うにあたりましては、双方が合意した条件に基づきまして、下記のポリシーに従い、実施して参ります。また、一般の開発者さまについても、今後、 WEBAPIを公開する準備がございますので、正式な日程が決まり次第、WEBサイト上でアナウンスさせていただきたいと思います。

  1. 各機関・各サービスとの相乗効果により、双方がWin-Winとなり、更に良質なサービスがご提供でき、一層の利用の拡大となることを目指します。
  2. 連携の実施にあたっては、各機関、JST、双方の提供サービスにおけるメリットを総合的に判断して進めるように致します。
  3. 連携・協力の推進に当たっては、JSTは公的機関として公平・公正・中立を維持することとし、希望する機関は非排他的に連携の機会が得られるようにします。

科学技術総合リンクセンター(J-GLOBAL)のAPI提供はすでに機関内部向けには実施しており、今回発表があった外部機関への提供にまず進み、その後、一般の開発者へと進むようだ。11月13日に公開された

・今後の予定
http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=goal

では、APIの提供開始が2010年3月1日とされている。ただし、ここで言うAPIの提供先がどこまでを含むのかは明確ではないが、一日も早く一般の開発者向けへの提供にまで進んでほしい。、

・「科学技術振興機構JST)、J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)試行版(β版の)を公開(2009-03-30)」(新着・新発見リソース、2009-04-11)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090411/1239416142