2007-11-12(Mon): 第10回図書館総合展に向けて−ささやかな願い
2007-11-07(Wed)〜2007-11-09(Fri):
第9回図書館総合展
(於・神奈川県/パシフィコ横浜)
http://www.j-c-c.co.jp/lf09.html
が終了した。気が早いが、来年の記念すべき第10回図書館総合展に向けてのささやかな願いを順不同にいくつか記しておきたい。
- レセプションを開こう
- 初日のオープニングレセプション、最終日にクロージングレセプションを開こう。図書館総合展は館種を超えて図書館関係者が集える数少ない機会だ。レセプションという場を設けることで、館種を超えたネットワークの拡大の機会をつくりたい。
- Libraray of the Yearを洗練させよう
- まずLibraray of the Yearの決定に際しては、全館放送で会場中に周知しよう。いっそ、上に書いたクロージングレセプションの中で実施するといい。
- Librarian of the Yearも授与しよう。表彰対象を図書館という施設に限ることはない。図書館員であるとなしとに関係なく、個人も表彰されるようにしよう。
- サイトを充実させよう
- 会場の導線をよくしよう
- フォーラムとブースの間にある距離を縮めよう。大きな円形ブース会場の周囲をフォーラム会場がぐるっと取り囲むような配置ならうれしい。
- 出会いの広場をつくろう
- 会場で会えると思っていても結局知り合いに会えずじまいに終わらないようにしよう。たとえば、会場の中央にある喫茶ブースをもっと気楽に集える空間に変えていこう。
- 初対面の方も歓迎という人向けに出会いの広場には自己PRの場もつくりたい。○○さん滞在中といった大きな表札を立てて、一度会ってみたいと思っていた人に出会えるようにしよう。
- 学生を大事にしよう
- 学生用の展示ブースを設けよう。出展することは予算面で苦しいという学生は多いはず。彼ら・彼女らを支援して、図書館の若い力を育みアピールしよう。
- 各地で図書館学を学ぶ学生が一堂に会する場をつくろう。総合展の期間中、図書館専攻のある大学には休講にしてもらおう。代わりに図書館総合展に参加しレポートを書いてもらおう。
- 自由な議論の場を設けよう
- フォーラムという形式にとらわれず、自由に参加できる議論の場を設けよう。参加者は入れ替わり立ち替わりでよい。テーマを決めておいて、その話題について誰もが自由に語れるといいだろう。
- 一年のまとめをしよう
- 様々な学会の大会での研究発表成果の総まとめをしよう。図書館総合展は一年の最後に行われるイベント。この一年の研究成果の秀作をまとめて発表する機会をつくろう。
以上8点、図書館総合展の事務局の方々にはぜひご検討いただきたい。なお、これらの8点はすべて私の独創ではなく、図書館総合展でお目にかかった方々との間で話題になったことを多々含んでいる。