書評

2008-01-15(Tue): 『図書館の再出発−ICU図書館の15年』の書評を書く

以前紹介した黒澤公人、畠山珠美、松山龍彦、久保誠、長野由紀、山本裕之、浅野智美著『図書館の再出発−ICU図書館の15年』(大学教育出版、2007年、2100円)の書評を書いた。3月刊行予定の雑誌「情報の科学と技術」58-3に掲載されるはず。・黒澤公人、畠山珠…

2007-06-26(Tue): 書評『断酒が作り出す共同性−アルコール依存からの回復を信じる人々』(葛西賢太著、世界思想社、2007年、2100円)

「科学がいかになされるのかを示す科学の実践の書」アメリカに始まる匿名の断酒自助会アルコホーリクス・アノニマス(Alcoholics Anonymous、以下AAと略記)の研究成果をまとめた本書は、断酒やAAへの関心の有無を問わず、様々な興味に応えてくれる一冊であ…

2007-06-14(Thu): 『大企業のウェブはなぜつまらないのか』(本荘修二著、ダイヤモンド社、2007年、1680円)

・『大企業のウェブはなぜつまらないのか‐顧客との対話に取り組む時機と戦略』(本荘修二著、ダイヤモンド社、2007年、1680円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478000220/arg-22/を読了。「まえがき」で著者の本荘さん自身が書いているように「この本…

2007-06-12(Tue): 書評を書くこと

最近、書評とまではいかないまでも、本を読んだ読後感程度のものをなるべく残しておこうと思っている。だが、なかなか進まないものだ。一言二言のコメントだけでも残せばいいのかもしれないが、ついつい書評と思って身構えてしまう。遅々として進まないが、…

2007-06-13(Wed): 読了『ネットで人生、変わりましたか』(岡田有花著、ソフトバンククリエイティブ、2007年、1680円)

・『ネットで人生、変わりましたか』(岡田有花著、ソフトバンククリエイティブ、2007年、1680円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797337370/arg-22/を一気に読む。まるでタイムマシンのような一冊だ。ページを開くと2003年から2007年までの5年間を自…

2007-06-11(Mon): 読了『ウェブ社会をどう生きるか』(西垣通著、岩波新書、2007年、735円)

・『ウェブ社会をどう生きるか』(西垣通著、岩波新書、2007年、735円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004310741/arg-22/を読了。こういう議論も必要なのだろう、とは思う。だが、どうもしっくりと来ないのはなぜだろう。機会があればしっかりと考え…

2006-08-21(Mon): 『丸山眞男 リベラリストの肖像』読了

話題の『丸山眞男 リベラリストの肖像』(苅部直著、岩波新書、2006年5月)を読み終える。ありきたりな表現だが、優れた評伝と讃えるべきだろう。新書ブームもあり、お手軽な新書が多いなか(その傾向を悪とは断じないが)、巻末の引用文献一覧がありがたく…