2007-01-04(Thu): 「情報管理」連載終了

「情報管理」49-10(2007-01-01)に、拙稿「学術研究プラットフォームとしてのネットサービスを夢見る−新たな学術コミュニティーと学術コミュニケーションに向けて」が掲載された。これで3回に渡った連載は終了。

・「学術研究プラットフォームとしてのネットサービスを夢見る−新たな学術コミュニティーと学術コミュニケーションに向けて」
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/10/49_586/_article/-char/ja

2007-01-03(Wed): 研究者の個人サイトにはまる理由

ときおり、「なぜ研究者でもないあなたが、研究者の個人サイトに関心を持つのですか?」と尋ねられる。いまとなっては趣味と実益がかなった、もはや生活の一部であって、明確な答えはないように思うこともある。だが、少し格好をつけていえば、

・食品の原材料ウェブサイト公開
http://web.sfc.keio.ac.jp/~ako/food.html

こういう発信をみつけた瞬間の感動(Magic Moment)を忘れられないからなのだろう。

この「食品の原材料ウェブサイト公開」は、折田明子さんのサイトで公開されているコンテンツ。

・Ako's Page(折田明子さん)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~ako/

折田さんの専門分野はオンラインコミュニケーションであり、「食品の原材料ウェブサイト公開」は個人的な関心事項という。だが、ここで整理されている情報や、ブログに記されているここに至るまでの過程を知ると、専門を超えたところで発揮される「知」に大いに感心し刺激を受ける。

・「食品サイト:原材料が分からない食品詳細」(Empowerment blog、2006-07-27
http://blogs.itmedia.co.jp/ako/2006/07/post_d7bc.html
・「食品サイト(2):質問文を変えてみた」(Empowerment blog、2006-08-02
http://blogs.itmedia.co.jp/ako/2006/08/post_af79.html
・「これなら食べられる!ための情報」(Empowerment blog、2006-12-21
http://blogs.itmedia.co.jp/ako/2006/12/post_2c3a.html

本来の専門ではないところで、むしろ本来の専門ではないところでこそ発揮される「知」に、私は学問の力を感じて感動するのだと思う。

さて、折田さんの個人的な関心は、誰にも関わりのあることと思う。これをお読みの方で情報をお持ちの方はぜひ折田さんにアドバイスをしていただけるとうれしい。

2007-01-02(Tue): 「メールマガジン・SENTOKYO」に挨拶コメント掲載

専門図書館協議会の「メールマガジン・SENTOKYO」第44号(新春特別号、2007-01-01)の「皆様からの年賀状」コーナーに年始の挨拶を掲載していただく。図書館業界の高名な方々の間に挟まれ、なんとも気恥ずかしい……。

・「メールマガジン・SENTOKYO」第44号(新春特別号、2007-01-01
http://www.sentokyo.jp/mailmag/back/m070101.html

2007-01-01(Mon): 2007年の抱負

2007年の抱負は2006年を踏まえ、

  1. メールマガジンの定期発行を維持して通算300号に到達する。
  2. 『これからホームページをつくる研究者のために』を増刷する。
  3. 複数のテーマについて調査報道と呼ぶに値する記事を執筆する。
  4. 学術研究プラットフォームとなるネットサービスを開始する。

の4点。

2006-01-01(Sun):の編集日誌「2006年の5つの抱負」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060104/1136301343

大阪大学附属図書館、赤木文庫を公開(2006-11-17)

大阪大学附属図書館が古浄瑠璃の目録である赤木文庫を公開した(2006-11-17)。赤木文庫は在野の国文学者であった横山重さん(1896年生〜1980年没)が収集したコレクションという。大阪大学ではこのうち江戸時代初期から中期にかけての古浄瑠璃と説教正本を購入しており、これにその後の寄贈分を含めた100点が今回電子化された。

・赤木文庫
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/web/e-rare/akagi/
・赤木文庫の電子化・公開について
http://wsv.library.osaka-u.ac.jp/news/news2006/06akagib.htm
大阪大学附属図書館
http://wsv.library.osaka-u.ac.jp/

大阪大学附属図書館、「須田国太郎 能・狂言デッサン」を公開(2006-11-17)

大阪大学附属図書館が「須田国太郎 能・狂言デッサン」を公開した(2006-11-17)。須田国太郎は昭和前期に活躍した洋画家で1927年(昭和2年)頃から1957年(昭和32年)頃にかけて、京都・大阪で上演された能や狂言のデッサンを6000枚ほど残しているという。今回公開されたのは、須田寛さん(当時のJR東海会長)から寄贈された5000枚で、演目や演者、上演された会名、上演年月などから電子化されたデッサンの画像を見ることができる。

・須田国太郎 能・狂言デッサン
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/web/e-rare/suda/
・須田国太郎 能・狂言デッサンの電子化・公開について
http://wsv.library.osaka-u.ac.jp/news/news2006/06sudac.htm
大阪大学附属図書館
http://wsv.library.osaka-u.ac.jp/

エビデンスベーストアプローチによる図書館情報学研究の確立、サイトを公開(2006-11-01)

科学研究費補助金による基盤研究「エビデンスベーストアプローチによる図書館情報学研究の確立」のサイトが公開された(2006-11-01)。
EvidenceやEvidence Based Librarianship(EBL)という言葉が重要な概念として用いられているが、海外ではどのような事例があるのだろうか。この研究への理解を深められるよう、EvidenceやEvidence Basedという言葉についての説明がほしい。たとえば、「カレントアウェアネス-E」97(2006-12-20)に掲載された「根拠に基づく図書館業務の設計:Evidence Based Librarianship(EBL)とは何か?」のような一文がほしいところだ。

エビデンスベーストアプローチによる図書館情報学研究の確立
http://www.kaken-evidence.jp/
・「根拠に基づく図書館業務の設計:Evidence Based Librarianship(EBL)とは何か?」(「カレントアウェアネス-E」97、2006-12-20)
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=600

コアリッションセンター機能体、UCEE研究者データベースを公開(2006-10-27)

8大学工学系研究科長懇談会によるコアリッションセンター機能体が「求人情報・論文情報を統合したアカデミックSNS」を謳うUCEE研究者データベースを公開した(2006-10-27)。UCEEは設置母体であるコアリッションセンター機能体の英語名称である The Central Office of the University Coalition on Engineering Educationの頭文字に由来するようだ。産学連携のためのシーズ発見を目的とした研究者データベースにSNSの機能が付加されているようだが、大学院生としての登録資格がないので、これ以上の詳細はわからない。ただ、一点気になるのが、まだ「案」と表示されてはいるが、「研究者データベース利用規約」に次の1条があることだ。

(データ提供者の新規登録申請時の指導教員、上長等への連絡)
第9条 研究者DBシステムは、データ提供者の新規登録申請の際に、データ提供者が申請したE-mailデータに基づいて、指導教員、上長等のデータ提供者が所属する組織の直属の長に対して、データ提供者登録の申請があったことを知らせるE-mailを送信する。
http://ucee.jp/codb2/index.php?mode=static&act=page&page=termsofuse

このUCEE研究者データベースは、はっきりいえば博士課程の大学院生に民間企業への就職を斡旋する試みだと思うが、指導教員の意に反して就職を志望する大学院生の場合、第9条が定めるような手続きをとられると非常につらいことにならないだろうか。やや不安が残る。

・UCEE
http://www.ucee.jp/
・8大学工学系研究科長懇談会コアリッションセンター機能体
http://www.engnet.titech.ac.jp/

Dspaceインストール日記、公開(2006-10-27)

Dspaceインストール日記というブログが公開されている(2006-10-27)。開設者は明らかにされていないのであえて詮索しないが、おそらく大学図書館の関係者だろう。ともあれ、知識の共有方法として有用なブログであることに間違いない。

・Dspaceインストール日記
http://d.hatena.ne.jp/ocha_repo/
・「はてなダイアリー登録完了」(Dspaceインストール日記、2006-10-27
http://d.hatena.ne.jp/ocha_repo/20061027

神戸大学附属図書館、「日本語音声の基礎資料−日本人はどんな風にしゃべっているの?」を公開(2006-10-25)

神戸大学附属図書館が「日本語音声の基礎資料−日本人はどんな風にしゃべっているの?」を公開した(2006-10-25)。科学研究費基盤研究「日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成」による調音映像基礎資料と会話音声基礎資料のサンプルが公開されている。制作は同大学の定延利之研究室。

・日本語音声の基礎資料−日本人はどんな風にしゃべっているの?
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/nihongo/
神戸大学電子図書館
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/dlib/
神戸大学附属図書館
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/

教育情報ナショナルセンター(NICER)、RSS教育関連ニュースを公開(2006-10-20)

教育情報ナショナルセンター(NICER)がRSS教育関連ニュースを公開した(2006-10-20)。従来からあった「文部科学省からの教育関連ニュース」に加え、RSS経由で配信される熊本県立教育センターのニュースをまとめて読めるページが公開されている。

RSS教育関連ニュース
http://www.nicer.go.jp/lom/program/nrss/reader.php
・「RSS教育関連ニュース公開」(2006-10-20
http://www.nicer.go.jp/whatsnew/#2006.10.20
・教育情報ナショナルセンター(NICER)
http://www.nicer.go.jp/

産業技術総合研究所、産総研ビデオライブラリーを公開(2006-10-13)

産業技術総合研究所産総研ビデオライブラリーを公開した(2006-10-13)。同研究所で行われている研究の内容や成果を紹介する映像を配信している。

産総研ビデオライブラリー
http://www.aist.go.jp/aist_j/video/video_main.html
産業技術総合研究所
http://www.aist.go.jp/

総合研究開発機構(NIRA)、世界の政策研究インデックスを公開(2006-10-12)

総合研究開発機構(NIRA)が世界のシンクタンクの英文レポートを検索できる書誌データベース「Policy Research Watch(ポリシー・リサーチ・ウォッチ:PRW)」で「世界の政策研究インデックス」を公開した(2006-10-12)。書誌データベース「Policy Research Watch(ポリシー・リサーチ・ウォッチ:PRW)」をベースに、話題性のある政策研究レポートを日本語で紹介している。非常に有用な資料だが、公開形式がPDFに限られているのが残念だ。html版化をぜひお願いしたい。

・世界の政策研究インデックス(Policy Research Index)
http://www.nira.go.jp/icj/libj/prw/pri.html
・Policy Research Watch(ポリシー・リサーチ・ウォッチ:PRW)
http://www.nira.go.jp/icj/libj/prw/
・ReaD研究資源DDB - ポリシー・リサーチ・ウォッチ
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/SGN_21?code=5000002666
・総合研究開発機構(NIRA
http://www.nira.go.jp/menu2/

アジア歴史資料センター、サイトをリニューアル(2006-10-10)

国立公文書館アジア歴史資料センターがサイトをリニューアルした(2006-10-10)。サイト全体の見た目に加え、基盤システムにも様々な改善がなされたようだ。しかし、今回最も注目したいのは、トップページに「アジア歴史資料センター(アジ歴)」とあるように、「アジ歴」という略称を打ち出したことだ。根づくだろうか。注目したい。
さて、せっかくのリニューアルなので例によってリンク方針について一言申しあげたい。サイトポリシーのページにある「リンクについて」という注意書きでは、

下記サイトより、アジア歴史資料センターホームページへのリンクの設定は自由に行っていただいて結構です。

  • 貴サイトが無償で一般に公開されていること。

http://www.jacar.go.jp/about_site.html

とあるが、これは2つの点でまずいのではないか。一つには、一般的にいえることだが、有料サイトの定義は難しい。たとえば、プロバイダー(ISP)が開設している会員向けポータルや有料の辞書・事典サイトからはリンクしてはいけないということだろうか。アジア歴史資料センターに限ったことではないが、リンク元の営利・非営利を区別することはもうやめたほうがいい。
もう一点はアジア歴史資料センターの根本に関わる。アジア歴史資料センターは「アジア歴史資料整備事業の推進について」という閣議決定(1999-11-30)を根拠に設置されている。この閣議決定は冒頭に同センターの目的として、

我が国とアジア近隣諸国等との間の歴史に関し、国が保管する資料について国民一般及び関係諸国民の利用を容易にし、併せて、これら諸国との相互理解の促進に資すること

を挙げている。この精神に立ち返ると、アジア歴史資料センターは広く市民に利用されることを目的としているのであって、どのような形であれ、それが営利サイトからのリンクであれ、利用の可能性を狭めることがあってはいけないと思う。

・「アジア歴史資料センター資料提供システムの更新にあたって」(2006-10-10
http://www.jacar.go.jp/news.html#20061010-1
アジア歴史資料センター
http://www.jacar.go.jp/
アジア歴史資料センターの過去のサイト(2001年〜2005年)
http://web.archive.org/web/*/http://www.jacar.go.jp/
アジア歴史資料センターホームページのご利用にあたって - リンクについて
http://www.jacar.go.jp/about_site.html
閣議決定「アジア歴史資料整備事業の推進について」(1999-11-30)
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/991130ajia.html

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、魅力ある大学院教育イニシアティブ「臨地教育研究による実践的地域研究者の養成」のサイトを公開(2006-10-??)

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科が魅力ある大学院教育イニシアティブ「臨地教育研究による実践的地域研究者の養成」のサイトを公開した(2006-10-??)。

・臨地教育研究による実践的地域研究者の養成
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/miryoku/

文部科学省タンパク3000プロジェクト、タンパク3000成果データベースを公開(2006-09-19)

文部科学省タンパク3000プロジェクトがタンパク3000成果データベースを公開した(2006-09-19)。データベースは一般向けと関係者向けに分かれており、同プロジェクトの現状と成果がまとめられている。

文部科学省タンパク3000プロジェクト
http://www.mext-life.jp/protein/

ASAHIネット、大学・短大向けSNS「manaba」のサイトを公開(2006-09-04)

ASAHIネットが大学・短大向けSNS「manaba」のサイトを公開した(2006-09-04)。manabaはASP形式で提供され、教員が講義単位でコミュニティーを運営できるという。

・manaba
http://www.manaba.jp/
・「はじめに 〜 manabaの開発方針」(開発者ブログ「manabaはこんなことを考えています。」、2006-09-15)
http://manaba.asablo.jp/blog/cat/01/
・開発者ブログ「manabaはこんなことを考えています。」
http://manaba.asablo.jp/
ASAHIネット
http://www.asahi-net.jp/

、九州大学総合研究博物館「九州大学教育・研究の最前線−第3回P&P研究成果−」を公開(2006-08-10)

九州大学総合研究博物館が「九州大学教育・研究の最前線−第3回P&P研究成果−」を公開した(2006-08-10)。P&Pとは九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクトの略称で、このプロジェクトは九州大学で特別な予算配分をして教育・研究を支援している。今回公開されたのは1999年度から2002年度までに採択された8課題の成果紹介となっている。

・「九州大学教育・研究の最前線−第3回P&P研究成果−」
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/PP2004/00ContentsJE.html
九州大学総合研究博物館
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/

福井大学附属図書館、電子展示「墨塗り教科書ってなに?の巻」を公開(2006-08-10)

福井大学附属図書館が電子展示「墨塗り教科書ってなに?の巻」を公開している(2006-08-10)。図書館内で行われた展示会の内容がそのままサイトでも公開されているようだ。実際に墨塗りされた教科書の画像が数多く公開されているのに加え、教科書関係の図書館に関する情報も豊富に提供されている。また、記事中にフリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』からの引用が散見されるのが興味深い。

・墨ぬり教科書展示会のお知らせ
http://www.flib.fukui-u.ac.jp/suminuri/suminuri.htm
・墨塗り教科書ってなに?の巻
http://poem06.flib.fukui-u.ac.jp/~joho/info/blacktext/
福井大学附属図書館
http://www.flib.fukui-u.ac.jp/

神奈川大学人文学研究所、サイトをリニューアル(2006-08-01)

神奈川大学人文学研究所がサイトをリニューアルした(2006-08-01)。

神奈川大学人文学研究所
http://human.kanagawa-u.ac.jp/kenkyu/

日本建築学会、住宅におけるエネルギー消費量データベースを公開た(2006-07-04)

日本建築学会の住宅内のエネルギー消費量に関する調査研究委員会が日本全国の住宅のエネルギー消費量を測定した結果を収めた住宅におけるエネルギー消費量データベースを公開した(2006-07-04)。

・住宅におけるエネルギー消費量データベース
http://tkkankyo.eng.niigata-u.ac.jp/HP/HP/database/index.htm
・日本建築学会住宅内のエネルギー消費量に関する調査研究委員会
http://tkkankyo.eng.niigata-u.ac.jp/HP/HP/index.htm
・日本建築学
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm

総務省、合併デジタルアーカイブを公開(2006-04-28)

総務省自治行政局合併推進課が合併デジタルアーカイブを公開している(2006-04-28)。1999年度以降に合併が実施、または検討された地域の合併協議会の情報を収めている。基本的には合併成立後も引き続き公開されている合併協議会のリンク集だが、サイトが消滅した一部の合併協議会については合併デジタルアーカイブでデータを公開しているようだ(例:玉名1市3町合併協議会)。
しかし、この合併デジタルアーカイブは事前に想定していたものとは大きく異なっている。合併により消滅した自治体のサイトは含まれておらず、合併合意に至らなかった協議会のサイトは収録対象となっていないようだ。そもそも現状は単に合併協議会サイトの所在情報のデータベースに過ぎず、過去の議論の状況を丸ごと保存するというアーカイブとは言いがたい。アーカイブは開始時期に方向性を誤ると、取り返しがつかない。総務省にはいますぐにでも方針を見直してほしい。

・合併デジタルアーカイブ
http://www.gappei-archive.org/
・玉名1市3町合併協議会
http://www.gappei-archive.org/db/43kuma/13tama/
・2006-01-24(Tue)の編集日誌
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060125/1138116929

国土技術政策総合研究所、植生消長シミュレーションソフトを公開(2006-04-19)

国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部河川環境研究室が植生消長シミュレーションソフトを公開した(2006-04-19)。植物が生えている地域での水環境による影響を経て、植物がどのように生長していくかをシミュレーションできるようだ。

・植生消長シミュレーションソフト
http://www.nilim.go.jp/lab/dbg/jpn/kakan_veg.htm
国土交通省国土技術政策総合研究所環境研究部河川環境研究室
http://www.nilim.go.jp/lab/dbg/
国土交通省国土技術政策総合研究所
http://www.nilim.go.jp/

梅花女子大学図書館、梅花女子大学所蔵長谷川弘文社の「ちりめん本」の世界を公開(2006-04-01)

梅花女子大学図書館が梅花女子大学所蔵長谷川弘文社の「ちりめん本」の世界を公開している(2006-04-01)。ちりめん本は特殊な製法による和装本の一つで、インターネットではちりめん本のコレクションがしばしば公開されている。今回梅花女子大学が公開したのは、同大が所蔵する明治時代に長谷川弘文社から刊行されたちりめん本で、「日本昔噺」「アイヌの昔話」などのちりめん本が電子化されている。同様のサイトでは画像と書誌事項の組み合わせが一般的だが、このサイトでは1ページにちりめん本の画像と解説、書誌事項がまとめられており、非常に読みやすい。

梅花女子大学所蔵長谷川弘文社の「ちりめん本」の世界
http://manabiya.baika.ac.jp/contents/chirimen/
梅花女子大学総合学術ポータルサイト「学び舎」
http://manabiya.baika.ac.jp/
梅花女子大学図書館
http://www.baika.ac.jp/~lib/

理化学研究所、ウェブ版と印刷版を連動させたRIKEN RESEARCHを創刊(創刊日不明)

理化学研究所が研究成果の広報誌「RIKEN RESEARCH」をウェブ版と印刷版の二媒体で創刊した(創刊日不明)。内容は日英両語で発信されている。毎週金曜日に更新されるウェブ版の記事から、その一部を冊子として発行するという。なお、サイトで理事長の野依良治さんによる創刊の辞が公開されている。

・RIKEN RESEARCH
http://www.rikenresearch.riken.jp/japan/
・「RIKEN RESEARCH創刊に寄せて」
http://www.rikenresearch.riken.jp/japan/about/
理化学研究所
http://www.riken.jp/

理化学研究所、「発生と再生−見えてきた細胞たちの振る舞い」を公開(公開日不明)

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)が「発生と再生−見えてきた細胞たちの振る舞い」を公開した(公開日不明)。これは2006年5月に発行された同名の冊子を電子化したもので、

  1. 発生のドラマ
  2. 再生の不思議
  3. 加速する再生医療

という3本立て構成で発生、再生、再生医療分野の研究内容をわかりやすく紹介している。他に若手研究者による対談「30年後の発生生物学」もあり、この分野への興味をかきたてる内容となっている。
サイトでは冊子に盛り込めなかった動画や双方向コンテンツが盛り込まれているという。せっかく作った冊子を無駄にしない有効な活用方法といえるだろう。
なお、閲覧にはMacromedia Flash Player 8以上が必要。

・発生と再生−見えてきた細胞たちの振る舞い
http://www.cdb.riken.jp/jp/millennium/
・発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)
http://www.cdb.riken.jp/jp/
理化学研究所
http://www.riken.jp/

相愛大学・相愛女子短期大学図書館、春曙文庫を公開(公開日不明)

相愛大学相愛女子短期大学図書館が春曙文庫を公開している(公開日不明)。春曙文庫は清少納言の随筆「枕草子」の冒頭にある「春はあけぼの」にちなんで名づけられているように、清少納言枕草子関係の文献を中心としたコレクション。1988年に相愛学園創立100周年の記念事業として設立されたという。サイトでは、2002年11月と2003年6月に実施された定期展示の内容が公開されている。
定期展示のページでは春曙文庫に収められた文献を美しい画像で見られるが、サイト上のナビゲーションがわかりにくい。現状のままではサイト訪問者の多くが、定期展示のページに気づかないのではないか。JavaScriptを使用したナビゲーションは便利な反面、一歩間違えるとせっかくのコンテンツを隠してしまうことがあるが、その一例となっている。ぜひ改善してほしい。
また、貴重なコレクションであるだけに、ぜひ文庫の全容をわかるようにしてほしい。もちろん、いきなり全点の電子化ということではない。まずは書誌情報だけでよいので、文庫のすべてがわかる目録を公開してほしい。

・春曙文庫
http://www.soai.ac.jp/library/syunsyo.html
相愛大学相愛女子短期大学図書館
http://www.soai.ac.jp/library/

慶應義塾メディアセンター、慶應義塾大学学術情報アーカイブ(KOARA)を正式公開(2006-11-27)

慶應義塾メディアセンターが慶應義塾大学学術情報アーカイブ(KOARA)を正式公開した(2006-11-27)。リポジトリのシステムは、理化学研究所脳科学総合研究センターのニューロインフォマティクス技術開発チームが開発したXooNIpsをベースに、慶應義塾メディアセンターが独自に構築している。

・「慶應義塾大学学術情報アーカイブ: KOARA(KeiO Academic Resource Archive)の収録範囲」(お知らせ、2006-11-27
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/news/article.php?storyid=1
慶應義塾大学学術情報アーカイブ(KOARA)
http://koara.lib.keio.ac.jp/
・XooNIps
http://xoonips.sourceforge.jp/
http://xoonips.brain.riken.jp/
・「XooNIpsを動かしてみた」(図書館退屈男、2006-05-04
http://toshokan.weblogs.jp/blog/2006/05/xoonips_01a7.html
慶應義塾メディアセンター
http://www.lib.keio.ac.jp/

国立国会図書館、NDL-OPACの稼働時間を延長(2007-01-08〜)

国立国会図書館NDL-OPACの稼働時間を延長する(2007-01-08〜)。これまでは平日と土曜日は午前4時から午前7時の3時間、システムメンテナンスのためにサービスが停止していたが、1月8日以降は停止時間が半減され、午前5時半から午前7時の1時間半がサービス停止時間帯になる。ただし、日曜日に関しては従来通り午前1時から午前7時までの6時間に渡って停止される。
国立国会図書館の努力は評価したいが、インターネットで提供されるサービスはやはり365日24時間無停止が基本である。特に日曜日の午前1時以降(実質的には月曜日)、NDL-OPACを使えないというのは、ビジネス目的でのNDL-OPAC利用者を減らす可能性が高いだけに、まず日曜日の停止時間の半減、ついで全曜日について無停止でのサービス提供を実現しhていってほしい。

NDL-OPACのインターネットサービスの稼働時間延長(図書館へのお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/library_news.html#061208-02
NDL-OPAC
http://opac.ndl.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

青空文庫、著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名を開始(2007-01-01)

インターネットの電子図書館青空文庫が「著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名」を開始した(2007-01-01)。現在、著作権の保護期間を現行の作者の死後50年から、作者の死後70年へと延長するべきか否かが議論されている。青空文庫はこれまで一貫して延長を望まない旨を表明してきたが、ここに至って明確な反対運動を起こすことになったようだ。
この問題は青空文庫に限られたことではなく、文学作品の電子化にあたってきた研究者にとっても他人事ではない。また、日々著作物を生み出す研究者という職業のあり方にも大きく影響するだろう。研究者の声をぜひ聞きたい。

著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名
http://www.aozora.gr.jp/shomei/
・「著作権保護期間延長反対署名活動の開始」(そらもよう、2007-01-01
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html#000202
・「全書籍電子化計画と著作権保護期間の行方」(そらもよう、2006-01-01
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyou2006.html#000174
・「著作権保護期間の70年延長に反対する」(そらもよう、2005-01-01)
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyou2005.html#000144

国立歴史民俗博物館、科学研究費補助金「弥生農耕の起源と東アジア−炭素年代測定による高精度編年体系の構築」に大幅にコンテンツを追加(2006-12-28)

国立歴史民俗博物館が科学研究費補助金学術創成研究費「弥生農耕の起源と東アジア−炭素年代測定による高精度編年体系の構築」に大幅にコンテンツを追加した(2006-12-28)。新たに追加されたのは、

  1. 漆と炭素年代測定
  2. 貝類の年代測定
  3. 較正年代の求め方
  4. 7th International Conference in Dendrochronology報告
  5. 滋賀現地研究会報告
  6. 中国遼寧省調査報告
  7. グラファイトの作り方
  8. 外国人研究員来日
  9. 屋久島リポート

などで、同館の西本豊弘さんを研究代表者として行なわれている研究の多くがうかがえるようになっている。

・科学研究費補助金学術創成研究費「弥生農耕の起源と東アジア−炭素年代測定による高精度編年体系の構築」
http://www.rekihaku.ac.jp/research/subsidy/gakujutsu.html
国立歴史民俗博物館
http://www.rekihaku.ac.jp/
・西本豊弘さん
http://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/kenkyuusya/nishimoto/nishimotohome.htm

東京大学先端科学技術研究センター、設立20周年記念のコンテンツを公開(2006-12-28)

東京大学先端科学技術研究センターが設立20周年記念のコンテンツを公開した(2006-12-28)。今後開設される20周年特集ページでは、

  1. 「私の思い出−先端研の日々」
  2. シリーズコラム「あの頃の未来」
  3. 先端研特別編集「二十年史」連動企画
  4. 先端研ギャラリー―写真で見る先端研

といったコンテンツを公開するという。このうち「私の思い出−先端研の日々」については、サイトで写真やエピソードを募集している。また、先端研特別編集「二十年史」連動企画では、2007年秋に刊行する『二十年史』との連動が図れるという。
さて、かねてから指摘していることだが、そろそろ印刷物での記念誌の刊行は見直してもよいのではないか。『二十年史』の編纂には、『オーラル・ヒストリー 現代史のための口述記録』という著作がある御厨貴さんや、蒲島郁夫研究室の政治関連データ・資料書庫の公開に携わっている菅原琢さんといった先端研の誇る教員陣があたるという。これほどの方々の仕事を印刷媒体だけに留めるのは、それだけで損失である。ぜひ印刷媒体の『二十年史』と同じものをウェブ版として公開し、同時に印刷版に盛り込めなかった素材をウェブ版で補強する方向に進んでほしい。

・先端研が20周年を迎えます
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/rcast/20th/
東京大学先端科学技術研究センター
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/
・TML 御厨貴研究室(御厨貴さん)
http://www.mikuriya.rcast.u-tokyo.ac.jp/
・『オーラル・ヒストリー 現代史のための口述記録』(中央公論新社、2002年、777円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/412101636X/arg-22/
・菅原研究室(菅原琢さん)
http://page.freett.com/sugawara_taku/
蒲島郁夫研究室
http://politics.j.u-tokyo.ac.jp/
・政治関連データ・資料書庫
http://politics.j.u-tokyo.ac.jp/data/

高エネルギー加速器研究機構(KEK)、News@KEKで振り返る2006年を公開

高エネルギー加速器研究機構KEK)がNews@KEKで振り返る2006年を公開した(2006-12-28)。2006年に発信された50本のNews@KEKをちりばめた文章で2006年の高エネルギー加速器研究機構KEK)の活動を振り返っている。

・News@KEKで振り返る2006年
http://www.kek.jp/newskek/2006/novdec/year2006.html
高エネルギー加速器研究機構KEK
http://www.kek.jp/

NTTと日本技術者連盟、技術者向けの動画共有サイト「TechnoSphere」を公開(2006-12-26)

NTTと日本技術者連盟が技術者向けの動画共有サイト「TechnoSphere」を公開した(2006-12-26)。動画の投稿・共有の技術として、NTTが開発した「ClipLife」が用いられている。

・TechnoSphere
http://www.technosphere.jp/
・ ClipLife
http://www.cliplife.jp/
・「動画投稿・共有サイト‘ClipLife’を活用した技術提携支援・人材仲介コミュニティサイト‘TechnoSphere’におけるビジネス検討について」(2006-12-26)
http://www.ntt.co.jp/news/news06/0612/061226a.html
・「NTTと、エンジニアの動画投稿を募集するコミュニティサイト」(INTERNET Watch、2006-12-26)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/26/14372.html

NTTレゾナントと三菱総合研究所、「第三期科学技術基本計画実施に向けた提言に関する調査」の結果を公開(2006-12-25)

NTTレゾナント三菱総合研究所が「第三期科学技術基本計画実施に向けた提言に関する調査」の結果を公開した(2006-12-25)。調査は2006年7月12日から7月19日にかけて公開形式で行われ、約18000人に有効回答を得ている。設問は多岐にわたり、科学技術に関する知識の入手の方法として「テレビ」(84.1%)、「インターネット」(71.9%)、「新聞」(60.7%)という結果が出るなど、非常に興味深い調査となっている。

・第三期科学技術基本計画実施に向けた提言に関する調査(gooリサーチ結果、142)
http://research.goo.ne.jp/Result/000392/
・gooリサーチ
http://research.goo.ne.jp/

国立科学博物館、「小笠原諸島沖で釣獲された「ダイオウイカ」について」を公開(2006-12-25)

国立科学博物館が「小笠原諸島沖で釣獲された「ダイオウイカ」について」を公開した(2006-12-25)。大きく報道された2006年12月4日に小笠原諸島で釣り上げたダイオウイカに関する記者説明会資料(2006年12月22日開催)を公開している。
当時、大きな扱いを受けたニュースだけに、このような情報公開はありがたい。ただ、「2006年12月22日 記者説明会資料」と題したPDF版に掲載されているダイオウイカの写真をもっと前面に出したほうが印象度合いが高まると思う。せっかくのニュースだけに、この点は惜しまれる。

小笠原諸島沖で釣獲された「ダイオウイカ」について
http://research.kahaku.go.jp/news/20061225/
国立科学博物館動物第三研究室(海産無脊椎動物
http://research.kahaku.go.jp/department/zoology/zoology3/
国立科学博物館の研究活動
http://research.kahaku.go.jp/
国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/

地球観測データ統融合連携研究機構、サイトを公開

地球観測データ統融合連携研究機構(EDITORIA)がサイトを公開した(2006-12-25)。

・地球観測データ統融合連携研究機構
http://www.editoria.u-tokyo.ac.jp/

国立情報学研究所(NII)、CiNiiをリニューアル(2006-12-25)

国立情報学研究所(NII)がCiNii(NII論文情報ナビゲータ)をリニューアルした(2006-12-25)。今回実施された機能の変更と追加は、

  1. 画面リニューアル
  2. 詳細表示・抄録の一般公開
  3. 検索対象指定機能
  4. 医中誌Webとの相互リンク
  5. 文献情報管理ソフト向けダウンロード機能

の5点。操作性が向上したかどうかは、実際に利用者一人ひとりが判断するところだろうが、「詳細表示・抄録の一般公開」はCiNii(NII論文情報ナビゲータ)の利便性を大きく向上させるだろう。だが課題もある。根本的なことだろうが、NIIの外で公開されている論文の本文へのアクセスを欠くことである。たとえば、拙稿の一つ

・「インターネットが研究を変えるために−業績評価サイクルの確立を目指して」(『情報管理』49-6、2006-09-01科学技術振興機構情報事業本部)
http://ci.nii.ac.jp/abstract/servlet/QuotDisp?USELANG=jp&DOCID=40007406482&DispFlg=2

は、J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)で本文が公開されている。

・「インターネットが研究を変えるために−業績評価サイクルの確立を目指して」(『情報管理』49-6、2006-09-01科学技術振興機構情報事業本部)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/6/49_343/_article/-char/ja

CiNiiからJ-STAGEへとスムースに移動し、本文にアクセスできるようにはできないだろうか。

・画面リニューアルと機能追加・変更のお知らせ(2006-12-25)
http://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/index.html#20061225
・CiNii(NII論文情報ナビゲータ)
http://ci.nii.ac.jp/
国立情報学研究所(NII)
http://www.nii.ac.jp/

筑波山気象・水文観測プロジェクト、筑波山気象観測ステーションの過去のデータを公開(2006-12-25)

筑波山気象・水文観測プロジェクトが筑波山気象観測ステーションで観測したデータの過去分を公開した(2006-12-25)。2006年上半期の10分値データをダウンロードできる。

筑波山気象・水文観測プロジェクト
http://mtsukuba.suiri.tsukuba.ac.jp/

産業技術総合研究所活断層研究センター、活断層データベースを大幅改訂(2006-12-20)

産業技術総合研究所活断層研究センターが活断層データベースを大幅に改訂した(2006-12-20)。2005年3月23日の公開以降、2006年8月24日にすでに大幅な改善がなされ、使い勝手を含めた向上がなされていたが、今回さらに

  1. トップページのデザイン変更
  2. 検索入口の追加
  3. 簡易検索機能の追加
  4. 「歴史地震を起こした活断層」の公開
  5. 活断層パラメータ別ランキング」の公開

などの改訂が行われている。
特に「検索入口」にある「検索経路図」の公開はすばらしいアイデアだ。おそらくシステムの仕様を定めた際の遷移図を転用したものだろうが、データベースの内容と機能をわかりやすく伝えている。データベースというと検索キーワードの入力欄があるだけという画面が多く、その中にどのようなデータが収められているのか、その先がどのような画面が展開していくのか、まったく見当がつかないものだ。そのため、せっかくのデータベースも利用者の理解を得られずに、結果宝の持ち腐れとなりかねない。このような問題をこの「検索経路図」を見事に打ち崩している。
また、「歴史地震を起こした活断層」も巧みな仕掛けだ。利用者によってデータベースが検索されるのを待つのではなく、歴史地震という思わずクリックしたくなるテーマで利用者の関心をひきつけている。あえて難点を挙げれば、まだ使われている言葉が難しいことだろうか。たとえば「1995年 北淡活動セグメント」という表現は、高度に専門用語である。もちろん、専門家の利用に特化したデータベースということであれば、いまのままでもいいだろう。だが、一般の市民の目にも耐え得るものを目指すのであれば、「1995年 阪神・淡路大震災(北淡活動セグメント)」としたほうがよりわかりやすい。
ともあれ、今回の一連の改訂では難解に思えるデータベースを非常に親しみやすいものへとイメージを一新している。これまで多くのサイトのリニューアルをみてきたが、これほど見事なリニューアルは記憶にないように思う。活断層データベースのこの目覚しい進展は、責任者・担当者として名前があがっている

  • 責任者
    • 吉岡敏和
  • システム設計・開発担当者
    • 伏島祐一郎、宮本 富士香(産業技術総合研究所
    • 三輪敦志、佐々木達哉、中川泰、後藤克典、安田俊逸(応用地質株式会社)

の各氏(敬称略)の努力の賜物だろう。

活断層データベース
http://www.aist.go.jp/RIODB/activefault/cgi-bin/index.cgi
・検索入口 - 検索経路図
http://www.aist.go.jp/RIODB/activefault/cgi-bin/search_route_chart.cgi
・責任者・担当者
http://www.aist.go.jp/RIODB/activefault/cgi-bin/person.cgi
産業技術総合研究所活断層研究センター
http://unit.aist.go.jp/actfault/
・「産業技術総合研究所活断層データベースを公開」(新着・新発見リソース、2005-04-24
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050424/1134800857

serialst-j:学術情報流通メーリングリスト、閉鎖(2006-12-20)

長谷川豊祐さんが運営するserialst-j:学術情報流通メーリングリストが閉鎖された(2006-12-20)。1998年8月の開設以来、運営に尽力してきた長谷川さんに感謝したい。

・serialst-j:学術情報流通メーリングリスト
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/4105/

国際交流基金、動画スクウェアを公開(2006-12-20)

国際交流基金が動画スクウェアを公開した(2006-12-20)。同基金が有する動画資料や音声資料が公開されている。なお、この企画は、2006年度ジャパンファウンデーション社内事業公募制度「先駆的・創造的事業枠組」で採用されたものといい、同基金のブログ「地球を、開けよう。」に関連記事が掲載されている。

・動画スクウェア
http://www.jpf.go.jp/video/
・「動画スクエア近々オープンです!」(ブログ「地球を、開けよう。」、2006-12-19)
http://d.hatena.ne.jp/japanfoundation/20061219
・「姉さん、事件です?!」(ブログ「地球を、開けよう。」、2006-12-20)
http://d.hatena.ne.jp/japanfoundation/20061220
国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/

労働政策研究・研修機構(JILPT)の「メールマガジン労働情報」、第300号に到達(2006-12-20)

労働政策研究・研修機構(JILPT)の「メールマガジン労働情報」が第300号に到達した(2006-12-20)。「編集後記」で「これからの働き方、暮らし方を考える際の材料」と表現されているが、ホワイトカラー・エクゼンプションの導入問題に象徴されるように労働法制が大きく変わろうとしている現在、まさにその通りの材料となるだろう。ぜひ、多くの人に講読してほしい。

・「メールマガジン労働情報」(第300号、2006-12-20)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm300.htm
・「メールマガジン労働情報」
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/
労働政策研究・研修機構(JILPT)
http://www.jil.go.jp/

国際交流基金、日本語教育国別情報2005年度版を公開(2006-12-19)

国際交流基金日本語教育国別情報2005年度版を公開した(2006-12-19)。1999年版から2004年版(2002年は除く)も引き続き公開されている。

日本語教育国別情報2005年度版
http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/oversea/kunibetsu/2005/
日本語教育国別情報
http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/oversea/kunibetsu/
国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/

坂口貴弘さん、アーカイブズを知るためのブックリストを公開(2006-12-17)

「Daily Searchivist」を運営する坂口貴弘さんがアーカイブズを知るためのブックリストを公開した(2006-12-17)。サイト作成には、Amazonウィッシュリストを用いている。

アーカイブズを知るためのブックリスト入門編
http://www.amazon.co.jp/gp/registry/267KYUIDILK4X/
アーカイブズを知るためのブックリスト中級編
http://www.amazon.co.jp/gp/registry/2PZYGVYOGAPV9/
・「アーカイブズを知るためのブックリスト」(Daily Searchivist、2006-12-17)
http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20061217

京都大学高等教育研究開発推進センター、大学教育ネットワークのサイトを公開(公開日不明)

京都大学高等教育研究開発推進センターが大学教育ネットワークのサイトを公開した(公開日不明)。サイトは、

  1. 大学授業データベース
  2. 大学教育研究フォーラム アーカイブ&レビュー
  3. 学内向けFDデータベース
  4. Web公開授業(On-Line FD)

から成っている。ただし、学内向けFDデータベースはまだ公開されていない。

・大学教育ネットワーク
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/edunet/
・Web公開授業(On-Line FD)
http://www.online-fd.com/
京都大学高等教育研究開発推進センター
http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/

国立国会図書館、「国立国会図書館データベースフォーラム」関連資料を公開(2006-12-15)

国立国会図書館が「国立国会図書館データベースフォーラム関連資料」を公開した(2006-12-15)。2006年12月7日に国立国会図書館東京本館で開催された同フォーラムでの配布資料が公開されている。

・「国立国会図書館データベースフォーラム」関連資料
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/proceedings/
国立国会図書館データベースフォーラム
http://www.ndl.go.jp/jp/dbforum/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
・「国会図書館がデータベースに関するフォーラムを開催」(ITpro、2006-12-08)。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061208/256452/

東北大学附属図書館、東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開(2006-12-15)

東北大学附属図書館が東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開した(2006-12-15)。サイトは学術論文などを収録・公開するものと、図書館が所蔵する貴重書を収録・公開するものとに分かれており、いままでにあまり例がないタイプといえる。学術研究成果を対象としたリポジトリは、現時点では工学研究科・工学部の約5600本を中心に約6000本の研究成果が公開されている。貴重書のほうはすでに図書館のサイトで公開されている狩野文庫を収めなおしたもので、日本の古地図約900点が公開されている。使用しているソフトウェアはいずれもDSpace。なお、名称のTOURはTOhoku University Repositoryの頭文字をとったもののようだ。

東北大学機関リポジトリ「TOUR」
http://ir.library.tohoku.ac.jp/
・狩野文庫画像データベース
http://www2.library.tohoku.ac.jp/kano/kano_top.html
東北大学附属図書館
http://www.library.tohoku.ac.jp/

広島大学図書館、今中文庫を公開(2006-12-12)

広島大学図書館が今中文庫を公開した(2006-12-12)。今中文庫は同大元教員の今中次麿さん(1893年生〜1980年没)の旧蔵書で構成されており、広島藩士だった今中家に伝わる江戸時代の武家文書を収めている。特に江戸後期の広島藩士・今中相親が記した「今中大学日記」は広島藩政史の第一級史料という。今回電子化され公開されたのは、今中文庫の一部だが、当時の広島藩士の生活をうかがい知れる資料が多数含まれている。
なお、資料はすべて広島大学学術情報リポジトリ(HIR)に収められており、今中文庫のサイトから広島大学学術情報リポジトリ(HIR)にリンクする形式となっている。これはこれで機関リポジトリの有効な活用方法ではあるが、利用者の側からするとクリックの手間が1回増えており、また資料がPDF形式で公開される形となり、利便性の観点からは課題を感じる。

・今中文庫
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/ib/top.html
広島大学図書館
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/

国立情報学研究所(NII)、科学研究費補助金データベース(KAKEN)と学術研究データベース・リポジトリ(NII-DBR)に関するアンケートを開始(2006-12-11)

国立情報学研究所(NII)が科学研究費補助金データベース(KAKEN)と学術研究データベース・リポジトリ(NII-DBR)に関するアンケートを開始した(2006-12-11)。調査はいずれも利用者へのアンケート形式となっており、それぞれ10問程度の設問が用意されている。回答期限は2007年1月22日。
なお、国立情報学研究所(NII)はすでにCiNiiやWebcatWebcat Plusに関する同様のアンケート調査を行っており、その結果も公開されている。同じように今回のアンケート調査も結果が公開されると期待できるだろう。

・【GeNiiユーザビリティ調査】KAKEN のサービスに関するアンケート ご協力のお願い
http://cattools.nii.ac.jp/cgi-bin/enq/kaken_enquete.cgi
・科学研究費補助金データベース(KAKEN)
http://seika.nii.ac.jp/
・【GeNiiユーザビリティ調査】NII-DBR のサービスに関するアンケート ご協力のお願い
http://cattools.nii.ac.jp/cgi-bin/enq/dbr_enquete.cgi
・学術研究データベース・リポジトリ(NII-DBR)
http://dbr.nii.ac.jp/
国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケートを開始
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060817/1155781393
国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケート結果概要を公開
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061124/1164312166
・CiNiiのサービスに関するアンケート
http://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/cinii_enquete_result.html
国立情報学研究所(NII)、WebcatWebcat Plusに関するアンケートを開始
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060807/1154879901
・【GeNiiユーザビリティ調査】Webcat および Webcat Plus のサービスに関するアンケート
http://webcatplus.nii.ac.jp/enquote_result.html
国立情報学研究所(NII)
http://www.nii.ac.jp/

国立情報学研究所(NII)、平成18年度の大学図書館職員講習会のカリキュラムとテキストを公開(2006-12-11)

国立情報学研究所(NII)が平成18年度の大学図書館職員講習会のカリキュラムとテキストを公開した(2006-12-11)。テキストは10月に京都大学で、11月に東京大学で行われた講習会で使われたもので、以下の12本が公開あれている。

  1. 北克一「大学図書館に対する利用者の期待」
  2. 茂出木理子「大学図書館の現状と課題〜課題に負けない現場力〜」
  3. 保科恵美子「「大学図書館業務のアウトソーシング」−アウトソーシングの現状と問題 アウトソーシングを成功させるには−」
  4. 豊田恭子「大学の外側から」
  5. 上原恵美「学術情報リテラシー教育入門−図書館「創り」から見えてきたこと−」
  6. 井上真琴「大学図書館における学習・教育支援サービス」
  7. 黒澤公人「Web2.0時代の図書館システム」
  8. 市村櫻子「電子コンテンツ導入・利用の現状と課題〜使いやすさには、切りがない〜」
  9. 山口直比古「大学における図書館の位置付けと戦略的経営」
  10. 竹内比呂也「機関リポジトリ入門」
  11. 逸村裕「海外の大学図書館に学ぶ」
  12. 小山憲司「図書館職員のスキルアップ法」

・平成18年度の大学図書館職員講習会のカリキュラムとテキスト
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/librarian/h18/
国立情報学研究所教育研修事業
http://www.nii.ac.jp/hrd/
国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/

アジア経済研究所図書館、「デジタルアーカイブス『近現代アジアの中の日本』」を公開(2006-12-08)

アジア経済研究所図書館が「デジタルアーカイブス『近現代アジアの中の日本』」を公開した(2006-12-08)。「はじめに(公開にあたって)」によれば、

  1. 戦前・戦中期において日本の関係機関がアジア各国で刊行した膨大な刊行物について、現在の書誌・所蔵情報をデータベース化し、資料の所在を明らかにすること
  2. 稀少な刊行物については全ページ電子画像化して保存し、インターネット上で公開すること

を目的としており、現時点で書誌情報については図書・年刊類約21000点、雑誌約1200タイトルの電子化を終えているという。また、所在情報については約12万冊の所在を明らかにできたという。また、アメリカの議会図書館等が所蔵する南満州鉄道株式会社の刊行物3147点、国立国会図書館が所蔵する満鉄関係資料の627点、合計3774点の画像が電子化されている。これまでインターネットではデータが少なかった満鉄関係の資料が一挙に登場したことになる。また、

  1. 韓国統監府・朝鮮総督府所属官署概表
  2. 朝鮮歴代統監・総督及び政務総監一覧表
  3. 台湾総督府・所属官署概表
  4. 台湾総督府歴代総督一覧表
  5. 満州帝国政府官署画概表
  6. 満州国歴代総務庁長及び総務長官・次長一覧
  7. 満州国地方行政区画変遷
  8. 関東州官署概表
  9. 歴代関東都督及長官一覧
  10. 歴代民政長官、事務総長及び総長一覧
  11. 歴代関東州庁長官一覧
  12. 関東州行政区画変遷
  13. 満鉄歴代総裁一覧表
  14. 満鉄組織一覧
  15. 満鉄調査機関変遷概表

など、当時の政治制度に関する基本資料が多数公開されており、非常に総合的かつ体系的なサイトとなっている。
さて、デジタルアーカイブスの内容とは別に、このサイトの情報を公開し共有しようという姿勢がうれしい。「公開にあたって」という項目以下には、

  1. はじめに
  2. データベースの構築方法
  3. データの収録状況
  4. 構築の経緯
  5. 今後の課題

といった非常に具体的な文章が載せられており、後に続こうとする他の機関に大いに参考となるだろう。ただ、その分、一般の利用者にとっては、少々わかりづらく難しそうなサイト構成になっている。アーカイブ構築の方法を含めた専門的な情報の発信と一般利利用者への適切なナビゲーションをどのように両立させていくか、今後の取り組みにも注目したい。

デジタルアーカイブス「近現代アジアの中の日本」
http://opac.ide.go.jp/asia_archive/
・はじめに(公開にあたって)
http://opac.ide.go.jp/asia_archive/intro/intro_1.html
・アジア経済研究所図書館
http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/
・アジア経済研究所
http://www.ide.go.jp/Japanese/

国立民族学博物館、服装・身装文化(コスチューム)データベースの服装関連外国語雑誌記事を公開2006-12-08)

国立民族学博物館が服装・身装文化(コスチューム)データベースの服装関連外国語雑誌記事を公開した(2006-12-08)。1930年代から1970年代に発行された服装関連の雑誌記事のうち外国語によるものの索引情報約3200件を検索できる。

・服装関連外国語雑誌記事データベース
http://mars.minpaku.ac.jp/N0001.jsp
・服装・身装文化(コスチューム)データベース
http://www.minpaku.ac.jp/database/
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

法政大学大原社会問題研究所、社会・労働関係写真データベースに戦前期写真を追加(2006-12-06)

法政大学大原社会問題研究所が社会・労働関係写真データベースに約1000枚の戦前期写真を追加した(2006-12-06)。追加されたのは、戦前期を中心とした483件1194枚で、今回の追加により社会・労働関係写真データベースに収められた写真は約5000枚に達した。

・社会・労働関係写真データベース
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/kensaku/syashin.html
・法政大学大原社会問題研究所
http://www.oisr.org/

立教大学図書館、立教大学100周年記念展示を公開(2006-12-06)

立教大学図書館が立教大学100周年記念展示を公開した(2006-12-06)。開学初期にクリスチャンの学生によって結成された立教学校ミッションの機関誌「築地の園」や学内の学会組織の会誌「英米文学」や「史苑」の創刊号を画像で紹介している。

立教大学100周年記念展示
http://opac.rikkyo.ac.jp/
立教大学図書館
http://opac.rikkyo.ac.jp/

九州大学附属図書館、『筑豊石炭鉱業組合月報』写真を公開(2006-12-04)

九州大学附属図書館付設記録資料館が『筑豊石炭鉱業組合月報』写真を公開した(2006-12-04)。『筑豊石炭鉱業組合月報』写真は、明治40年以降に雑誌『筑豊石炭鉱業組合月報』で紹介された全77点の写真からなっている。

・『筑豊石炭鉱業組合月報』写真
http://mars.lib.kyushu-u.ac.jp/infolib/meta/CsvDefault.exe?DEF_XSL=default&GRP_ID=G0000003&DB_ID=G0000003MLBES1&IS_TYPE=csv&IS_STYLE=default
九州大学附属図書館付設記録資料館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/dep/MLBES/
九州大学附属図書館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/

国土技術政策総合研究所、国総研メールサービスを開始(2006-12-01)

国土交通省国土技術政策総合研究所が国総研メールサービスを開始した(2006-12-01)。内容は、

  1. 新着情報
    1. 研究活動(基準等の策定・改訂、災害・事故調査の報告、技術支援、主な研究成果)
    2. 国際活動(国際会議の主催・参加、専門家の派遣)
    3. 国総研の行事予定(講演会、一般公開、各種イベント)
  2. 公募情報
  3. 研究部・センターの近年の活動紹介
  4. 刊行物の紹介

とされている。特に同研究所のサイトの新着情報を多く掲載しており重宝しそうだ。

・国総研メールサービス
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/mailmag/
国土技術政策総合研究所
http://www.nilim.go.jp/

リンクリゾルバを通じた機関資源へのアクセス、サイトを公開(2006-12-01)

国立情報学研究所の次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業の研究開発委託事業として北海道大学筑波大学千葉大学名古屋大学九州大学が共同で進めている「リンクリゾルバを通じた機関資源へのアクセス」(AIRwayプロジェクト)のサイトが公開された(2006-12-01)。

・リンクリゾルバを通じた機関資源へのアクセス(AIRwayプロジェクト)
http://airway.lib.hokudai.ac.jp/index_ja.html

産業技術総合研究所年齢軸生命工学研究センター、肝蛋白質の年齢軸発現データベースを公開(2006-11-28)

産業技術総合研究所年齢軸生命工学研究センターが肝蛋白質の年齢軸発現データベース(ARMLiP-DB)を公開した(2006-11-28)。内容が専門的すぎ理解できないが、「データの集積とデータベース構築の方法」「データベースの考えられる用途」が記されているのが印象的。

・肝蛋白質の年齢軸発現データベース(ARMLiP-DB)
http://www.aist.go.jp/RIODB/liverproteindb1/
産業技術総合研究所年齢軸生命工学研究センター
http://unit.aist.go.jp/adrc/ci/

国立情報学研究所(NII)、目録所在情報サービスを対象とする講習会等に関する検討ワーキング・グループの海外調査報告書などを公開(2006-11-28)

国立情報学研究所(NII)が「目録所在情報サービスを対象とする講習会等に関する検討ワーキング・グループ」の海外調査報告書などの資料を公開した(2006-11-28)。この報告書は、2006年6月13日から6月18日に渡って、ワーキング・グループのメンバーがアメリカで現地調査を行った内容をまとめている。実際に足を運んだのは、

  1. OCLC Online Computer Library Center
  2. PALINET
  3. Amigos Library Services
  4. ペンシルバニア大学
  5. テキサス大学ダラス校

の5箇所で、担当者へのインタビュー記録など、現地での調査内容が掲載されている。

・目録所在情報サービスを対象とする講習会等に関する検討ワーキング・グループ
http://www.nii.ac.jp/hrd/ja/cat-tr-wg/
国立情報学研究所教育研修事業
http://www.nii.ac.jp/hrd/
国立情報学研究所
http://www.nii.ac.jp/