新刊紹介

2008-07-16(Wed): 「月刊言語」2008年8月号は「言語処理研究の新展開−計算機と言語学の対話に向けて」特集

「月刊言語」が最新号で「言語処理研究の新展開−計算機と言語学の対話に向けて」を特集している。内容は以下の通り。 辻井潤一「計算機による言語情報処理研究と言語学」 乾健太郎「言語情報間の含意・矛盾関係の認識」 川添愛、ナイジェル・コリアー「感染…

2008-07-03(Thu): 深見嘉明著『ウェブは菩薩である−メタデータが世界を変える』(NTT出版、2008年、1575円)

すでに一戸信哉さんが紹介しているが、・「深見嘉明「ウェブは菩薩である」」(ICHINOHE Blog、2008-06-29) http://shinyai.cocolog-nifty.com/shinyai/2008/06/deepen_yoshiaki_a610.html・深見嘉明著『ウェブは菩薩である−メタデータが世界を変える』(NT…

2008-07-02(Wed): 西岡達裕著『オンライン情報の学術利用−文献探索入門』(日本エディタースクール出版部、2008年、525円)

・西岡達裕著『オンライン情報の学術利用−文献探索入門』(日本エディタースクール出版部、2008年、525円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4888883831/arg-22/を一読。目次は以下の通り。 OPACとWebcatの活用 オンライン出版目録の活用 雑誌論文の探索…

2008-06-16(Mon): 荻上チキ著『12歳からのインターネット』(ミシマ社、2008年、1260円)

一戸信哉さんや藤代裕之さんが勧めている・荻上チキ著『12歳からのインターネット』(ミシマ社、2008年、1260円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903908062/arg-22/を読む。 『12歳からのインターネット』は、おそらくこのブログを読んでいる人…

2008-05-09(Fri): デビッド・ワインバーガー著『インターネットはいかに知の秩序を変えるか?−デジタルの無秩序がもつ力』(エナジクス、2008年、2520円)

まだ読んでいないが、・デビッド・ワインバーガー著『インターネットはいかに知の秩序を変えるか?−デジタルの無秩序がもつ力』(エナジクス、2008年、2520円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4990334531/arg-22/を入手。これは當山日出夫さんと吉川日…

2008-05-07(Wed): 『ファシリテーターの道具箱』と『アウト・オブ・コントロール』

・「ブログ読み−『ファシリテーターの道具箱』、PDF-XChange Viewer、カジュアルな会議」(編集日誌、2008-04-16) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080420/1208667376で紹介したように吉橋昭夫さんのブログに触発されて読む。なるほど、吉橋さんの指摘通り。 …

2008-04-14(Mon): 宮田加久子・池田謙一編『ネットが変える消費者行動−クチコミの影響力の実証分析』(NTT出版、2008年、2520円)

・宮田加久子・池田謙一編『ネットが変える消費者行動−クチコミの影響力の実証分析』(NTT出版、2008年、2520円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/475710233X/arg-22/が刊行された。著者である・池田謙一さん http://www-socpsy.l.u-tokyo.ac.jp/ikeda/…

2008-04-12(Sat): 橋元良明編著『メディア・コミュニケーション学』(大修館書店、2008年、1890円)

・橋元良明編著『メディア・コミュニケーション学』(大修館書店、2008年、1890円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4469213209/arg-22/が刊行された。伊奈正人さんが早速紹介している。・「橋元良明編『メディア・コミュニケーション学』」(BLOG_inai…

2008-04-02(Wed): 遠藤薫編著『ネットメディアと〈コミュニティ〉形成』(東京電機大学出版局、2008年、3360円)

・遠藤薫編著『ネットメディアと〈コミュニティ〉形成』(東京電機大学出版局、2008年、3360円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4501622709/arg-22/が刊行された。もとより購入するつもりだったのだが、思いがけず共著者の一人である小笠原盛浩より一…

2008-03-17(Mon): 『リーガル・リサーチ』第3版(いしかわまりこ・藤井康子・村井のり子著、指宿信・井田良・夏井高人・山野目章夫監、日本評論社、2008年、1785円)

指宿信さんのブログ経由で知ったが、・「『リーガル・リサーチ』第三版出来!!!」(blog of Dr. Makoto Ibusuki、2008-03-17) http://imak.exblog.jp/6908355 ・『リーガル・リサーチ』第3版(いしかわまりこ・藤井康子・村井のり子著、指宿信・井田良・夏井…

2008-03-06(Thu): 『ニューヨークで夢をかなえる』(西村香英著、小学館、2008年、1470円)

・『ニューヨークで夢をかなえる』(西村香英著、小学館、2008年、1470円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093877653/arg-22メールマガジンでは先行して紹介しているが、絵本作家によるエッセイ単行本。著者は大学時代の同級生。書名が「夢をか…

2008-03-04(Tue): DESIGN IT!BOOKSを3冊

・『コンテンツマネジメント パーフェクトガイド[デザイン・構築編]−CMSによるコンテンツ管理の実践」(DESIGN IT!BOOKS)』(Bob Boiko著、ソシオメディア株式会社監訳、毎日コミュニケーションズ、2008年、5040円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/…

2008-02-18(Mon): 「WWWを対象にした日本語研究」を特集する雑誌『日本語学』2008年2月号

・『日本語学』2008年2月号(明治書院、2008年、940円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012Q3C2O/arg-22/記事は以下の通り。 荻野綱男「WWWをコーパスとして利用する研究−文系と理系の観点から」 石川慎一郎「言語コーパスとしてのWWW−広がる…

2008-02-10(Sun): R.H.R.アンホルト著、鈴木炎・I.S.リー訳『理系のための口頭発表術』(講談社ブルーバックス 1584、2008年、924円)

・「『理系のための口頭発表術』」(やまもも書斎記、2008-02-01) http://yamamomo.asablo.jp/blog/2008/02/01/2594070 ・「大学院生必読書」(大竹文雄のブログ、2008-02-02) http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2008/02/post_1d13.htmlで知った本。…

2008-02-06(Wed): 『ウェブ国産力−日の丸ITが世界を制す』(佐々木俊尚著、アスキー新書、2008年、790円)

・『ウェブ国産力−日の丸ITが世界を制す』(佐々木俊尚著、アスキー新書、2008年、790円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150950/arg-22/佐々木俊尚さんの新著。日本の企業によるウェブ開発の現状を的確にまとめている。単なる取材レポート…

2008-02-02(Sat): 筒井淳也著『親密性の社会学−縮小する家族のゆくえ』(世界思想社、2008年、1995円)

これまでの編集日誌で何度か引用しているブログに「社会学者の研究メモ」がある。・「乱立する学会」(編集日誌、2007-09-29) http://d.hatena.ne.jp/arg/20071002/1191284184 ・「さまざまなブログから学ぶこと」(編集日誌、2007-07-24) http://d.hatena…

2008-01-13(Sun): ジャン・ノエル・ジャンヌネー著『Googleとの闘い』

・「ウェブ関係のおススメ書籍『Googleとの闘い』『Webコミュニティでいちばん大切なこと」(編集日誌、2008-01-06) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080107/1199639484として紹介した・『Googleとの闘い−文化の多様性を守るために』(ジャン・ノエル・ジャン…

2008-01-12(Sat): 献本いただいた二冊−『愛媛大学「研究室からこんにちは!」』と『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』

年末年始にかけて『愛媛大学「研究室からこんにちは!」』と『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』をいただいた。取り急ぎ、紹介しておきたい。『愛媛大学「研究室からこんにちは!」』(アトラス出版、2007年、500円)…

2007-12-25(Tue): 今年読み残した本−「これから出る本」から

書店に行くことがあれば、日本書籍出版協会の近刊情報誌「これから出る本」を入手するようにしている。すべての近刊情報が載っているわけではないが、それでも結構重宝しており、移動中などのわずかな時間でさっと目を通し、読むべき本を探している。だが、…

2007-12-24(Mon): 大串夏身編『最新の技術と図書館サービス』(図書館の最前線2)(青弓社、2007年、2100円)

・大串夏身編『最新の技術と図書館サービス』(図書館の最前線2)(青弓社、2007年、2100円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4787200364/arg-22/ http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7872-0036-5.htmlが刊行された。まだ手にしていないが、第3章を福…

2007-12-09(Sun): 黒澤公人、畠山珠美、松山龍彦、久保誠、長野由紀、山本裕之、浅野智美著『図書館の再出発−ICU図書館の15年』(大学教育出版、2007年、2100円)

本当に楽しみにしていた一冊がついに刊行された。・黒澤公人、畠山珠美、松山龍彦、久保誠、長野由紀、山本裕之、浅野智美著『図書館の再出発−ICU図書館の15年』(大学教育出版、2007年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887307969/arg-…

2007-10-21(Sun): 水月昭道著『高学歴ワーキングプア−「フリーター生産工場としての大学院」』(光文社新書、2007年、735円)

刊行されて間もない・水月昭道著『高学歴ワーキングプア−「フリーター生産工場としての大学院」』(光文社新書、2007年、735円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334034233/arg-22/が既にほうぼうで話題になっている。・「博士課程に進学する前に読む…

2007-10-15(Mon): 藤田節子著『キーワード検索がわかる』(ちくま新書、2007年、756円)

刊行前から気になっていた・藤田節子著『キーワード検索がわかる』(ちくま新書、2007年、756円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480063854/arg-22/を読む。自分には良くも悪くも期待通り、想定通りだった。図書館情報学における「情報検索」について…

2007-10-01(Mon): 青弓社が「図書館の最前線」シリーズの刊行を開始

青弓社が「図書館の最前線」シリーズの刊行を開始したらしい。・『これからの図書館−21世紀・知恵創造の基盤組織』(大串夏身著、青弓社、2007年、2100円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4787200267/arg-22/が第1巻として刊行されており、11月には『…

2007-10-02(Tue): 『コンテンツ学』(長谷川文雄・福冨忠和編、世界思想社、2007年、2625円)

共著者の一人である山口浩さんのブログで知ったのだが、・『コンテンツ学』(長谷川文雄・福冨忠和編、世界思想社、2007年、2625円) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4790712818/arg-22/が刊行されている。山口さんは けっこう幅広い視点が含まれてると…

2007-09-30(Sun): 本間善夫・川端潤著『パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版−分子の三次元構造が見える・わかる』(講談社ブルーバックス、2007年、1890円)

本間善夫さんと川端潤さんの共著『パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版−分子の三次元構造が見える・わかる』(講談社ブルーバックス、2007年、1890円)が刊行された。・『パソコンで見る動く分子事典 Windows Vista対応版−分子の三次元構造が見…

2007-09-15(Sat): 『コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス』(兼宗進監訳、イーテキスト研究所、2007年、1575円)

兼宗進さんが監訳した・『コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス』(兼宗進監訳、正田良、鎌田敏之、紅林秀治翻訳、イーテキスト研究所、2007年、1575円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490401300X/arg-22/が刊行…

向後千春さん、「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学」を書籍『統計学がわかる』として刊行

向後千春さんが「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学」を書籍『統計学がわかる』として刊行した(2007-09-07)。・ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学 http://kogolab.jp/elearn/hamburger/ ・『統計学がわかる』(向後千春、冨永敦子著、技術評論…

2007-08-27(Mon): 『学術情報流通とオープンアクセス』(倉田敬子著、勁草書房、2007年、2730円)刊行

倉田敬子さんの新著『学術情報流通とオープンアクセス』(勁草書房、2007年、2730円)が刊行された。目次を紹介しておこう。 はしがき 第I部 学術コミュニケーションとは 第1章 情報メディアから見る学術コミュニケーション 1.1 学術コミュニケーションと電…

2007-08-22(Wed): 『フラット革命』(佐々木俊尚著、講談社、2007年、1680円)

佐々木俊尚さんの新著『フラット革命』を読み終える。詳細は別に書評を書きたいが、まずは多くの方々に読んでいただきたく、必読の一冊であると述べておきたい。佐々木さんというと、これまではITジャーナリストという肩書がついてまわっていたが、少なくと…